日本代表:ロシアW杯特集【番外編1】ハリルホジッチ監督のコメントに思うこと

 サッカー日本代表のハリルホジッチ監督がなにやら世間をにぎわせているようだ。
 団体スポーツにおいて、選手より監督が目立つのは「勝てないチーム」ということが私の中で証明されているのだがW杯イヤーを迎え、サポーター・メディアが一致団結して、日本代表選手を応援しよう!という流れでないことに不安を感じている。

ハリル監督、W杯敵国メディアに日本の悩み吐露「尊敬されるクラブのスターがいない」

グループリーグ第2戦で対戦するセネガルメディアの取材に対応した時の記事が出ている。
[参照サイト] https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180110-00010008-soccermzw-socc

 調べてみると日本語訳が違っているようで、我々日本人が目にすると誤解してしまうような見出しになっているが、言いたいニュアンスはわからないわけでもない。

 「尊敬されるクラブのスターがいない」という定義が、ポーランド代表のレバンドフスキ選手のようなワールドクラスのFW、コロンビア代表のハメス・ロドリゲス選手のようにワールドカップで得点王を取った選手。だとするなら、正直ワールドクラスの選手は日本にいない。

 しかしそもそも日本代表は、絶大な個の力をもった選手がいるからW杯突破を決めたわけではない。チームとして組織の力でロシアW杯出場を勝ち取ったはずだ。そこは間違えないでほしい。

E-1選手権、韓国戦後のコメントに衝撃を受けた

 2017年12月にさかのぼる。
 E-1選手権で、韓国代表に1対4と歴史的大敗を喫したあとのコメントだ。

 「韓国の方が上。日本より強いのは試合前からわかっていた。」と発言したのだ。

 通訳の発した言葉に一瞬耳を疑った。

 私はフランス語が全くわからない。そんなわけないが通訳が間違えたのかと思った。だからフランス在住の友人に、韓国戦後の監督コメントを動画に撮って送り、改めて日本語に訳してもらった。

 「韓国の方が上。日本より強いのは試合前からわかっていた。」と訳されたものがメールで届いた。

 代表監督が敗戦後にするコメントにしてはふさわしくない。そもそも戦う前から諦めている監督の率いるチームでは試合に出たくないと私が選手だったら思うだろう。少しでも勝てるように采配をするのが監督の務めではないのか?いつものシステムのように守ってカウンターの戦術を90分間しっかりおこなっていれば、4失点の大敗はなかったのではないか?せめてベストは尽くしてほしかった。

 この件については、セルジオ越後氏は、週プレNEWSにて連載している自身のコラムでこのように述べている。
 [参照サイト]  http://wpb.shueisha.co.jp/2018/01/11/97789/

 セルジオ氏はコラムの中で、

W杯で戦う3か国(コロンビア、セネガル、ポーランド)は韓国よりもさらに強い。これでは「日本の選手の質ではW杯で勝てません」とギブアップ宣言しているようなもの。選手はそんなボスについていけるだろうか。普通なら解任されてもおかしくないくらい無責任な発言だったと思う。
引用元:セルジオ越後のサッカー「一蹴両断!」より引用

 とも述べている。

あとがき

 ロシアW杯もあり、日本代表に関する記事は今後増えてくるだろう。特にハリルホジッチ監督の発言内容はこれまで以上に注目されるだろう。

 一連のネガティブ発言が「日本代表は大したことない」とワールドカップ対戦相手国に思わせる陽動作戦だったなら大した手腕だ。確かに組み合わせ抽選会で対戦相手国が決まれば、そこから勝負は始まっているのも当然のこと。しかし、会見中の監督を見れば見るほど本音を話しているように見えてしまうのが気がかりだ。

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