2018年3月にベルギーにて行われる国際親善試合の対戦相手がマリ、ウクライナに決まった。マリが仮想セネガル。ウクライナが仮想ポーランドといったところだろうか。
今回の試合に向けて、どの選手が選ばれるのかが気になるところだが皆さんが1番気になるのは「ビッグ3」と称される、あの3選手(本田圭佑、岡崎慎司、香川真司)が招集されるかどうかだろう。
3選手の現状を簡単にではあるが、まとめてみた。
■本田圭佑選手
メキシコ1部リーグ、パチューカ所属。
今年に入って『3ゴール4アシスト』と大活躍している(2018年2月13日現在)特に直接フリーキックからのゴールは衝撃的だった。
ACミランで不遇の時代を過ごしコンディションを落としていたが、パチューカで見事に復活したと言って良いだろう。メキシコリーグがヨーロッパの各国リーグより優れているのかについて比較する必要はない。本田選手が本来の輝きを取り戻しつつあるのが嬉しい。
昨年のクラブワールドカップでも活躍も記憶に新しいが、まだまだ日本代表に必要な選手であると再認識した。ロシアでプレーした経験のある数少ない選手なので、W杯本大会メンバー入りも順当だと私は考えている。
■岡崎慎司選手
イングランド1部リーグ、レスター・シティ所属。
2017年12月、2018年1月の2か月間でコンスタントに試合には出ていたが、ゴールは2点のみ。相変わらずローテーション起用に変わりはないが、数字には表れない前線からの守備に行くプレーは、現代表のコンセプトを所属クラブでも体現出来ているプレーヤーだ。
しかし、第27節(現地時間2月10日)のマンチェスター・シティ戦を前に膝を負傷してしまった。2週間はプレー出来ないと報道されていたが、これがどうコンディションに影響するのか。
イングランドはウィンターブレイクがないため、選手は休みなく稼働しているようなもの。怪我での離脱期間が良いリフレッシュになってくれれば…。
■香川真司選手
ドイツ1部リーグ、ボルシア・ドルトムント所属。
2017年12月、2018年1月の2か月間でウィンターブレイクを挟んだものの調子の良さは維持していた。8試合連続のフル出場に『3ゴール3アシスト』の大活躍。低迷しているチームの中で孤軍奮闘している試合もあった。
しかし、第22節(現地時間2月10日)のハンブルガーSV戦で左足首付近を痛めて途中交代となった。怪我の詳細は明かされていないが、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦に向けたチーム練習は不参加という情報もあり、しばらく離脱することが予想される。
回復が遅れると3月の代表戦に間に合わない可能性も出てくるが、W杯のためにゆっくり治してほしい。
あとがき
現状でいけば、本田選手の代表復帰は現実的だと考える。11月のヨーロッパ遠征で露呈したセットプレーのキッカーの問題。その点を含めて貴重なレフティーである本田選手を外す理由が見つからない。
岡崎選手と香川選手は怪我からの回復次第になるだろう。実績ある選手なので最終的にメンバー入りに滑り込む可能性もある。3月の試合に急ピッチで合わさずにW杯を視野に調整してほしいが、代表から少し離れてしまっているので心境は穏やかではないだろう。
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ビッグ3の他に3月の海外遠征で招集してもらいたい選手は前回の記事に書いているので、コチラもあわせて読んでもらいたい。
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