日本代表:2018ロシアW杯特集(30)ガーナ戦総評

ガーナ戦レビュー

日本代表 0-2 ガーナ代表

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:日産スタジアム
観客数  :64,520人
天候   :雨一時曇り
気温   :20.3℃
湿度   :80%

[先発フォーメーション:3-4-3] ===================
※選手名敬称略
※()交代出場

       大迫勇也
       (武藤嘉紀)

  宇佐美貴史    本田圭佑
   (香川真司)    (岡崎慎司)

長友佑都           原口元気
              (酒井高徳)
    山口蛍   大島僚太
    (柴崎岳) 

 槙野智章  長谷部誠  吉田麻也
      (井手口陽介)

       川島永嗣

※この試合の中で見せたフォーメーション
☑3-4-3
☑3-4-1-2
☑4-4-2

===================

【編集長の視点】

「サッカー日本代表を俯瞰でみた考察」

 3バックの弱点を突かれた立ち上がり。ガーナも高い位置から積極的に来てくれたから、壮行試合としては良い試合だった。

 前半の早い段階でフリーキックから先制点を奪われる展開になったのも良かった。W杯では格上との対戦になるので、追いかけるゲーム展開になることが予想されるので良いシミュレーションになったと思う。

 後半開始早々にPKを与えたシーンは、長谷部選手と川島選手の連携ミスから始まった。ちょっとしたミスが多かったのでW杯本番までに修正してもらいたい。

 攻撃については縦に速いサッカーが出来ていたような気もした。攻撃面での工夫、アイデアが少ないのも、決定力不足なのも、まさにこれまで何年も見てきた日本代表だった。

 フォーメーションが変わっても、横パスをカットされてからのカウンターを狙われた場面もあり、日本代表のウィークポイントは引き継がれている。

 1つ気になるのは、このシステムだと両ウィングバックの選手の運動量がないと成立しないことだ。この試合は6人まで選手を交代できるから、最初からある程度飛ばしていけるが、本番では交代カードは3人まで。

 両ウィングバックが行けるところまで行くならそれも戦術だが、交代カードを両ウィングバックで2枚使うとなると、2010南アフリカW杯の時を思い出してしまう。

 試合全体をみて、3バックだから守備的というより、攻撃にウエイトを置いた戦術が日本代表の自分たちのサッカーになるのだろう。

「攻撃は最大の防御」といったところか。

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