2018ロシアW杯:スウェーデン対韓国/マッチレポート(12)

[グループF/6月18日(月)21:00]

スウェーデン 1-0 韓国

<ゴール>
(スウェーデン)
後半20分;アンドレアス・グランクビスト(PK)

<チームスタッツ>
(スウェーデン)
ボール支配率:53%
シュート数 :14本(枠内;4)

(スイス)
ボール支配率:47%
シュート数 : 5本(枠内;0)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:ニジニ・ノヴゴロドスタジアム
観客数  :42,300人
天候   :曇り時々晴れ
気温   :25℃
湿度   :36%

編集長の視点

 韓国がここまで良くないことは想像できなかった。

 グループFはドイツが初戦を落としたことで混戦が予想されている。
 韓国は次節のメキシコ戦に勝てば決勝トーナメント進出の可能性が高くなるので、是が非でも初戦のスウェーデン戦に勝利する必要があった。

 この状況で韓国選手が燃えないわけがない。
 しかし蓋を開けてみれば、スウェーデンが試合の主導権を握る展開になった。

 スウェーデンといえば、イブラヒモビッチ選手を思い出すが、今回のチームは絶対的エースはいない。チームの顔としてフォシュベリ選手が取り上げられるが、組織的にまとまっていて穴のないチームを作り上げてきた。
 この試合、スウェーデンは90分間を通して、組織の差で韓国を圧倒していたように思う。

 後半19分に試合が動く。韓国がペナルティエリア内で相手選手を倒してしまい、VARにて確認が行われPKの判定。このPKをグランクビスト選手が成功させ、スウェーデンが先制した!

 後半28分、「韓国のメッシ」と称されるイ・スンウ選手を投入し、勝負に出る。しかし劣勢を変えることはできず、W杯デビューがほろ苦いものになった。

 フォーメーションが4-1-2-3と、初戦を勝ちにきたと思わせる布陣に期待したが、試合を通してシュート4本は少ない。
 イングランド1部のトッテナムに所属し、今季アジア最強のFWと思っていたソン・フンミン選手がシュート0で終わったことも次節以降に不安を残した。

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