2018ロシアW杯:コロンビア対日本/マッチレポート(15)

[グループH/6月19日(火)21:00]

コロンビア 1-2 日本

<ゴール>
(コロンビア)
前半39分;ファン・キンテーロ

(日本)
前半 6分;香川真司
後半28分;大迫勇也

<チームスタッツ>
(コロンビア)
ボール支配率:40%
シュート数 : 9本(枠内;3)

(日本)
ボール支配率:60%
シュート数 :14本(枠内;6)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:モンドヴィアアリーナ
観客数  :40,842人
天候   :晴れ
気温   :27℃
湿度   :38%

編集長の視点

 前半から予想もしない展開となりました。

 前半3分、ペナルティエリア内で故意に手でシュートを阻止したと判定され、C.サンチェス選手がレッドカードで退場。日本がPKを獲得し、これを香川選手が成功させ先制した!

 コロンビアは開始早々に10人になってしまったこともあり、サイド攻撃の要であるクアドラード選手を下げて、中盤のバリオス選手を入れ中央を厚くしてきた。

 個人的に長友選手とクアドラード選手のマッチアップを楽しみにしていました。2度大きなマッチアップがあったけど、長友選手が完璧に抑え込んでいたのも、コロンビアの戦術変更に影響したのかなと思います。

 数的優位もあり、日本がボールを回せる時間帯が増え日本ペースで試合が進んでいく。

 だが、劣勢でもコロンビアは日本に牙をむく。
 前半37分にファルカオ選手が長谷部選手のファールでフリーキックを獲得。

 このプレー、ファルカオ選手が長谷部選手にぶつかりにいったのに判定は長谷部選手のファールとなった。フリーキックをキンテーロ選手が、壁の下を通す技ありのシュートで同点ゴールを決めた!

 1対1のまま後半へ突入。

 同点に追いつかれてバタバタしていたのはウソのように、ハーフタイムで切り替えが出来ていた日本は、縦パスを多く使って攻勢を仕掛けていく。
 振り返ってみても失点が前半で良かったのかもしれない。

 コロンビアは怪我で出場が疑問視されていた、ハメス・ロドリゲス選手を後半14分から投入し、勝負に出てくる。

 だが、先に勝ち越しゴールを決めたのは日本だった。
 後半28分、香川選手と交代で入ったまだ3分程度だったが、本田選手が見せる。本田選手の蹴ったコーナーキックから大迫選手のヘディングでのゴールをアシストし、日本が勝ち越しに成功する!

 その後はコロンビアが日本を追い込む場面もあったが、最後まで数的優位を活かして日本が逃げ切って勝利した!

 次戦に向けて不安もある。
 柴崎選手が接触プレーで右足を踏まれ負傷交代。大迫選手も左足が痙攣したことで途中交代となった。

 大迫選手は足がつっただけのようだが、この試合中盤でリズムを作っていた柴崎選手が離脱となると大きな痛手だ。

 次のセネガル戦までにどこまで回復できるか?
 コロンビア戦に出場したメンバーの中で、コンディションが難しい選手がいれば、フレッシュな選手を入れてベンチ入りメンバー全員でグループリーグ突破に向けて、チームとして戦ってほしい。

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