2018ロシアW杯:韓国対メキシコ/マッチレポート(28)

[グループF/6月24日(日)00:00]

韓国 1-2 メキシコ

<ゴール>
(韓国)
後半45+3;ソン・フンミン

(メキシコ)
前半26分;カルロス・ベラ(PK)
後半21分;ハビエル・エルナンデス

<チームスタッツ>
(韓国)
ボール支配率:40%
シュート数 :17本(枠内;4)

(メキシコ)
ボール支配率:60%
シュート数 :13本(枠内;5)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:ロストフアリーナ
観客数  :43,472人
天候   :晴れ時々曇り
気温   :33℃
湿度   :28%

編集長の視点

 初戦で優勝候補のドイツに勝利し勢いに乗るメキシコと、初戦スウェーデンに敗れた韓国が対戦。
 是が非でも勝ち点3がほしい一戦で崖っぷちの韓国がメキシコ相手にどういう試合を見せるのか。

 メキシコは、ロサーノ選手が左サイドから韓国のディフェンス陣を翻弄し、何度もチャンスを作る。
 前半途中まではメキシコがボール支配率70%と韓国を圧倒する。

 前半24分、グアルダード選手のセンタリングに、ペナルティエリア内でスライディングで対応したチャンヒョンス選手の手に当たってしまい、ハンドの判定でメキシコがPKを獲得。
 このPKをベラ選手がきっちり決めてメキシコが先制する。

 韓国はスウェーデン戦に引き続いてPKで先制を許す展開となる。
 エースのソンフンミン選手が決定的な場面を作るも、最後の部分で精彩を欠き得点にはつながらない。

 メキシコ1点リードで前半を折り返す。

 後半18分、韓国はイ・スンウ選手を投入し攻撃的に行く意思を示す。
 しかし後半21分、カウンターからメキシコのエース、チチャリートことエルナンデス選手が右足で決めて追加点を奪った!

 メキシコ2点リードの後半23分、メキシコはレジェンドのマルケス選手を投入し守備を強化。

 焦る韓国は少しラフプレーが目立ってきたように思える。主審がイエローカードを出して試合を落ち着かせてくれたが、W杯でアジアの悪い部分を出さないでほしい。

 韓国は後半アディショナルタイムに、エース、ソンフンミン選手がペナルティエリア外から左足を振り抜き豪快なシュートを決めて1点差に迫るも、反撃もここまで。

 韓国はチームとして攻守両面で機能しているとは言えなかった。グループリーグ2連敗は結果として妥当。

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