2018ロシアW杯:デンマーク対フランス/マッチレポート(37)

[グループC/6月26日(火)23:00]

デンマーク 0-0 フランス

<チームスタッツ>
(デンマーク)
ボール支配率:39%
シュート数 : 4本(枠内;1)

(フランス)
ボール支配率:61%
シュート数 :11本(枠内;2)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:ルジニキスタジアム
観客数  :78,011人
天候   :晴れ時々曇り
気温   :24℃
湿度   :34%

編集長の視点

 2連勝ですでに決勝トーナメント進出を決めているフランスと、この試合引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるデンマークとの一戦。

 フランスはスタメンを少し変えてきた。
 エンソンジ選手は、2017年7月にセビージャのメンバーとして来日した時にプレーを観たが190cmの長身ながら足元の技術がしっかりしている印象を持った選手だ。
 フランスは他にタレントが多いからあまり注目されないが、控えを見ても層が厚い。

 また、イングランド1部のレスターで奇跡の優勝を果たしたメンバーであるフランスのカンテ選手、デンマークのシュマイケル選手に注目したい。

 前半は、要所要所に光るプレーもあるが、まだ様子見のような感じもあり、スコアレスのまま前半を折り返すことになる。

 同時刻開催のペルー対オーストラリアが前半終了時点で1対0とペルーリードの情報は入っていただろう。

 このままいけば、フランス、デンマークが決勝トーナメント進出となる。後半も、引きわけでOKという空気の中で試合が進んでいく。

 フランスはグループリーグでの試合内容は、優勝候補と呼ばれるようなチームの戦いではなかった。
 タレント軍団の弊害だろうか。チームとして戦術の部分でまとまっていないように感じた。もしかしたら決勝トーナメント1回戦での敗退もあるかもしれない。

 一方、デンマークはPKによる1失点のみと堅守は健在だった。
 流れの中から失点しなかったことは、決勝トーナメントでも強みとなるだろう。

 試合はスコアレスドローで終了し、ロシアW杯初のスコアレスドローとなった。
 グループCは「フランスが1位、デンマークが2位」で通過した。

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