2018ロシアW杯:パナマ対チュニジア/マッチレポート(48)

[グループG/6月29日(金)03:00]

パナマ 1-1 チュニジア

<ゴール>
(パナマ)
前半33分;オウンゴール

(チュニジア)
後半 6分;ファハルディン・ベンユセフ
後半21分;ワフビ・ハズリ

<チームスタッツ>
(パナマ)
ボール支配率:37%
シュート数 : 9本(枠内;4)

(チュニジア)
ボール支配率:63%
シュート数 :17本(枠内;6)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:モルドヴィアアリーナ
観客数  :37,168人
天候   :晴れ
気温   :20℃
湿度   :60%

編集長の視点

 両チームとも2連敗でグループリーグ敗退が決まっているが、この試合の注目ポイントはW杯初出場になったパナマが、初の勝ち点、初勝利を挙げられるかになるだろう。

 一方チュニジアも、国の威信をかけて3連敗を阻止するために必死でくるだろう。勝利すれば40年ぶりのW杯勝利となる。W杯という夢の舞台で消化試合がないことを証明する一戦にしてもらいたい。

 先制したのはパナマだった。
 前半33分、ロドリゲス選手の左足でのシュートがメリアフ選手に当たってコースが変わりゴールネットに吸い込まれた。記録はオウンゴールだったが、パナマが貴重な先制点を挙げる。

 試合はパナマ1点リードで折り返すことになった。

 後半6分、チュニジアが同点に追いつく。
 ハズリ選手の折り返しをベンユセフ選手が合わせて同点ゴールを決めた!

 ここでパナマにアクシデント。
 後半8分、トーレス選手が足を痛めてプレー続行不可能となり交代を余儀なくされる。

 後半21分、ハズリ選手が右足でゴールを決めてチュニジアが勝ち越しに成功した!

 チュニジアのゴールは2点ともペナルティエリアに侵入したところから、DFとGKの間を狙われたパスからゴールが生まれた。パナマがボールウォッチャーになってしまったところが失点につながったように思う。

 後半27分、パナマのバルセナス選手がミドルシュートを突き刺し、同点に追いついたと思われたが1つ前のプレーがファールを取られ、得点は認められず。

 後半アディショナルタイム、パナマがフリーキックを獲得する。直接ゴールを狙ったボールはGKの正面でなんなくキャッチされてしまう。

 このままスコアは動かず試合終了。

 チュニジアがW杯で40年ぶりの勝利を挙げた!
 初出場となったパナマは3連敗で、大会を去ることになった。

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