2018ロシアW杯[決勝]フランス対クロアチア/マッチレポート(64)

[決勝/7月16日(日)0:00]

フランス 4-2 クロアチア

<ゴール>
(フランス)
前半18分;オウンゴール
前半38分;アントワーヌ・グリーズマン
後半14分;ポール・ポクバ
後半20分;キリアン・エムバペ

(クロアチア)
前半28分;イバン・ペリシッチ
後半24分;マリオ・マンジュキッチ

<チームスタッツ>
(フランス)
ボール支配率:38%
シュート数 : 8本(枠内;6)

(クロアチア)
ボール支配率:62%
シュート数 :13本(枠内;4)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:ルジニキスタジアム
観客数  :78,011人
天候   :曇り時々雨
気温   :27℃
湿度   :51%

編集長の視点

 ロシアW杯決勝。フランス対クロアチアの一戦。

 試合は静かな立ち上がりを見せるが、フランスのフリーキックから試合が動く。
 前半18分、グリーズマン選手の蹴ったボールがマンジュキッチ選手の頭をかすめてゴールネットに吸い込まれ、オウンゴールでフランスが先制した!

 クロアチアの司令塔モドリッチ選手と、フランスの無尽蔵のスタミナを持つ潰し屋カンテ選手のマッチアップ。両チームの意図はわかる。
 だが、クロアチアがカンテ選手のところを避けながら攻撃しているように見える。なので、クロアチアは左サイドからの攻撃が多かったように思う。

 前半28分、クロアチアがフリーキックを獲得。
 モドリッチ選手が右サイドへロングパスを供給し、ブルサリコ選手がヘディングで折り返す。こぼれ球を拾ったビダ選手が落としたところを、ペリシッチ選手が左足で豪快に決めて、クロアチアが同点に追いついた。

 前半34分、フランスのコーナーキックからペナルティエリア内でペリシッチ選手がクリアしたときにハンドがあったと、ジルー選手、マテュイディ選手が審判に抗議する。

 VARによる検証の結果、フランスにPKが与えられる。
 そういえば決勝トーナメントに入って、VAR検証が必要なプレーになったのはこれが初めてじゃないか?

 前半38分、PKのキッカーはグリーズマン選手。
 クロアチアのGKスバシッチ選手は今大会ここまでPKを4本ストップしている。だが、グリーズマン選手が落ち着いて成功させフランスが勝ち越しに成功した!

 前半から良い試合。決勝戦にふさわしい。

 後半7分、エムバペ選手のカウンターからフランスがチャンスを作る。
 エムバペの存在を忘れるくらいの試合展開だったが、フランスがリードしている場面で、あれだけ引いて守れるのは、カウンターの起点になれる選手がいるからだろう。スピードに乗った時の突破力を止める方法がなかなか見つからない。

 ここでアクシデント。観客がピッチに乱入し、プレーが中断された。
 最高の試合を邪魔するな。ロシアだけに「おそロシア」と言えるような制裁を希望する。

 後半10分、フランスが最初の交代カードを切ったが、交代するのはカンテ選手!?
 1枚イエローカードをもらっているからなのか?この試合モドリッチ選手を捕まえきれず、機能していなかったからか…。
 交代で入ってくるのがエンゾンジ選手。クロアチアがウラのスペースから最後は空中戦で仕留める攻撃をしていたから、高さ対策としては理にかなっているが、この時点ではどうなのかわからなかった。

 後半14分、右サイドのエムバペ選手のセンタリングからグリーズマン選手の落としたボールをポグバ選手が右足でミドルシュートを放つ。1度はブロックされるもこぼれ球に素早く反応して、左足のインサイドで狙いすましたシュートが決まり、フランスが貴重な追加点を決めた!

 さらに後半20分、エムバペ選手のミドルシュートが決まり、ダメ押しの4点目を決めた!
 この時点でほぼフランスの優勝が決まりかけたと思った。

 しかし、クロアチアはあきらめない。
 フランスがGKロリス選手にボールを戻したところをマンジュキッチ選手がプレスをかけると、ロリス選手の軽率なミスなのか?動きを見切られたのか?マンジュキッチ選手が右足でボールカットし、そのままゴールネットに吸い込まれクロアチアが2点差に追い上げた。

 残り時間はあと20分で4対2の2点差。もし1点差までに追いつければまだ何があるかわからない。だが、クロアチアの勢いが出ない。やはりコンディションの差が最後で出てしまったのだろうか。

 クロアチアは決勝トーナメントに入って全て延長戦まで戦い、勝ち抜いてきた。
 決勝戦は準決勝から中3日と、試合前からコンディション面を不安視する声は出ていた。そこが最後の最後で影響したかもしれない。

 選手起用や采配は、勝ったチームが正しいので、フランスがクロアチアを上回ったのだろう。
 4対2でフランスが勝利し、20年ぶり2回目の優勝を果たした。

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