U-21日本代表:UAE遠征「ドバイカップU-23」試合結果

 U-21日本代表のUAE遠征を振り返ります。
 ドバイカップU-23では、ウズベキスタン、クウェート、UAEと総当たりで対戦した。

招集メンバー

※選手名敬称略。

[GK]

小島亨介(早稲田大学)
谷晃生 (ガンバ大阪)
山口瑠伊(エストレマドゥーラ/スペイン)

[DF]

板倉滉 (べガルダ仙台)
大南拓磨(ジュビロ磐田)
立田悠悟(清水エスパルス)
橋岡大樹(浦和レッズ)
小林友希(ヴィッセル神戸U-18)

[MF]

中山雄太(柏レイソル)
三好康児(コンサドーレ札幌)
長沼洋一(FC岐阜)
伊藤達哉(ハンブルガーSV/ドイツ)
藤谷壮 (ヴィッセル神戸)
岩崎悠人(京都サンガ)
松本泰志(サンフレッチェ広島)
杉岡大暉(湘南ベルマーレ)
菅大輝 (コンサドーレ札幌)
神谷優太(愛媛FC)
伊藤洋輝(ジュビロ磐田)
久保建英(横浜F・マリノス)

[FW]

小川航基(ジュビロ磐田)
上田綺世(法政大)
旗手怜央(順天堂大)

U-23ウズベキスタン戦

U-21日本代表 2-2 U-23ウズベキスタン代表

フォーメーション:3-4-2-1
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       小川航基
       (上田綺世)

    伊藤達哉  三好康児
    (岩崎悠人) 

 杉岡大暉         藤谷壮
         (長沼洋一)

    中山雄太  松本泰志

  板倉滉  立田悠悟  大南拓磨

       小島亨介

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【得点者】
前半17分;小川航基
前半45分;小川航基(PK)

U-23クウェート戦

U-21日本代表 5-0 U-23クウェート代表

フォーメーション:3-4-2-1
===================

       上田綺世
       (小川航基)

    久保建英  旗手怜央
    (伊藤達哉) (岩崎悠人)

 菅大輝          長沼洋一

    伊藤洋輝   神谷優太
    (板倉滉)  (松本泰志)

 小林友希  中山雄太  橋岡大樹
       (立田悠悟)

       山口瑠偉
       (谷晃生)

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【得点者】
前半27分;旗手怜央
前半41分;上田綺世
後半10分;上田綺世
後半28分;上田綺世
後半36分;小川航基

U-23UAE戦

U-21日本代表 1-1 U-23UAE代表

フォーメーション:3-4-2-1
===================

       小川航基
       (上田綺世)

    岩崎悠人  三好康児
(伊藤達哉) (久保建英)

 杉岡大暉         長沼洋一

    中山雄太  松本泰志

  板倉滉  立田悠悟  大南拓磨
             (橋岡大樹)

       小島亨介

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【得点者】
後半26分;上田綺世

あとがき

 日本は1勝2分けで準優勝に終わった。
 フル代表での国際親善試合があった森保監督に代わって横内コーチが監督代行を務めた。

 この世代、フォーメーションは「3-4-2-1」がベースになるだろう。
 2018アジア大会準優勝メンバーに、AFC U-19選手権でFIFA U-20W杯出場権を獲得したメンバーが揃ったということで、怪我人を除けば現状でのベストメンバーが揃った印象を受ける。
※東京オリンピック世代だがフル代表に選出されている堂安選手、冨安選手を除く。

 連携面では難しいところがあったかもしれないが、東京オリンピックに向けての課題は「勝ち切れなかったこと」だろう。

 特にUAE代表との最終戦。
 後半開始早々に1点をリードされてしまい、そこから同点に追いついたまでは良かった。
 しかし、1対1と同点になり残り時間が約20分あったのに、勝ち越せなかったところがチームとしての課題だろう。

「勝てば優勝」という可能性がある中で、試合で輝きを放つ選手が出てきてほしいところだ。

 東京オリンピックにはオーバーエイジ枠を使用するみたいなので、今回の結果だけを見ると、勝負強さを持った選手が選ばれそうな感じがしている。

 2019年アジアカップにアンダー世代から1人はフル代表に選出されるのかな?と頭を過ったが、今回はまだ難しいかもしれないな。