6月5日(水)トリニダード・トバゴ代表、6月9日(日)エルサルバドル代表と対戦する日本代表メンバーは発表されていたが、この2試合で着用する各選手ユニフォームの背番号も決定した。
目次
招集メンバー[背番号込み]
※選手名敬称略
[GK]
1.川島永嗣(ストラスブルク/フランス)
12.権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
23.シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
28.大迫敬介(サンフレッチェ広島)
[DF]
5.長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
20.槙野智章(浦和レッズ)
19.酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
3.昌子源 (トゥールーズ/フランス)
4.山中亮輔(浦和レッズ)
2.室屋成 (FC東京)
22.畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
26.中山雄太(ズウォレ/オランダ)
16.冨安健洋(シントトロイデン/ベルギー)
[MF]
10.香川真司(ベシクタシュ/トルコ)
8.原口元気(ハノーファー/ドイツ)
25.小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
7.柴崎岳 (ヘタフェ/スペイン)
14.伊東純也(ゲンク/ベルギー)
6.橋本拳人(FC東京)
11.中島翔哉(アル・ドゥハイル/カタール)
9.南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
24.守田英正(川崎フロンターレ)
21.堂安律 (フローニンゲン/オランダ)
27.久保建英(FC東京)
[FW]
18.岡崎慎司(レスター/イングランド)
13.永井謙佑(FC東京)
15.大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
【クラブ都合で不参加】
植田直通(セルクル・ブルージュ/ベルギー)
【怪我で辞退】
鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)
【追加招集】
永井謙佑(FC東京)
山中亮輔(浦和レッズ)
◆編集長の視点
背番号から見える位置付け
背番号を見る限り、24番目以降の番号を背負う選手はA代表では当落線上に位置している。
という表現になってもおかしくはない。
24.守田英正(川崎フロンターレ)
25.小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
26.中山雄太(ズウォレ/オランダ)
27.久保建英(FC東京)
28.大迫敬介(サンフレッチェ広島)
中山選手、久保選手、大迫敬介選手については、東京五輪世代なので、今回フル代表に呼ばれたのは次世代の代表を見据えての招集だろう。
危機感を持たないといけないのは、守田選手と小林選手だ。
守田選手はコンスタントに招集されてきているが、直前に怪我をして辞退するという計算できない選手になっている。
小林選手は中盤でリズムを作れる左利きの選手だが、代表戦でインパクトを残した印象が薄い。
タレント豊富な中盤のポジションで代表定着するためは、さらに一皮むける必要があるのだろう。
国際Aマッチデーなのに?
鈴木武蔵選手が怪我での辞退は、先日のリーグ戦で負傷したということもあり仕方ない部分もあるので、しっかり治して次の代表戦までにクラブでアピールしてほしい。
ただ、気になったのはクラブ都合で不参加になった植田直通選手だ。
国際Aマッチデーなのでクラブに拘束力はないはずなのだが…。
当初、植田選手は国際親善試合とコパ・アメリカの両方で代表チームの活動に参加することになっていた。
ここからは推測の域だが、おそらくコパ・アメリカに参加することがネックになったのではないか。と考える。
今のところ、植田選手がコパ・アメリカ出場辞退を発表していないところを見ると、トリニダード・トバゴ代表、エルサルバドル代表と国際親善試合を辞退する代わりに、コパ・アメリカの出場を許可した可能性が高い。
それにしても、国際親善試合メンバーが発表された後に「クラブ都合での辞退」とは、日本サッカー協会(JFA)と所属クラブ側での交渉内容に問題があったのではないだろうか。と推測せざるを得ない。
大迫勇也選手の所属するブレーメンも、2019アジアカップでの負傷の影響もあり、コパ・アメリカでの大迫選手派遣を早々に拒否するなど、JFAと所属クラブ側(特に海外)とのコミュニケーションが取れていない印象だ。
「コミュニケーション不足」という理由で代表監督を解任したことがあるJFAだが、JFA側にもコミュニケーション不足の問題があることは間違いなさそうだ。