U-22日本代表は、11月17日(日)にエディオンスタジアム広島でU-22コロンビア代表と国際親善試合を行う。
東京オリンピックまで1年を切った今、この世代の怪我人を除くフルメンバーが招集された。
目次
招集メンバー
※選手名敬称略。
[GK]
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
谷晃生 (ガンバ大阪)
[DF]
板倉滉 (フローニンゲン/オランダ)
岩田智輝(大分トリニータ)
町田浩樹(鹿島アントラーズ)
渡辺剛 (FC東京)
立田悠悟(清水エスパルス)
原輝綺 (サガン鳥栖)
[MF]
中山雄太 (ズウォレ/オランダ)
三好康児 (アントワープ/ベルギー)
田中駿汰 (大阪体育大学)
遠藤渓太 (横浜F・マリノス)
堂安律 (PSV/オランダ)
食野亮太郎(ハーツ/スコットランド)
田中碧 (川崎フロンターレ)
菅大輝 (北海道コンサドーレ札幌)
橋岡大樹 (浦和レッズ)
菅原由勢 (AZ/オランダ)
久保建英 (マジョルカ/スペイン)
[FW]
小川航基(水戸ホーリーホック)
前田大然(マリティモ/ポルトガル)
上田綺世(鹿島アントラーズ)
◆編集長の視点
先月行われたブラジル遠征でのU-22ブラジル代表との親善試合で3対2と勝利したメンバーを中心に、フル代表経験もある堂安選手、板倉選手、久保選手が合流した。東京オリンピックまでは五輪代表に専念することも併せて発表されている。
フル代表でもセンターバックの1角で守備の中心となっている冨安選手は怪我のため不在なのはわかっていたが、3-4-2-1の左ウィングバックでレギュラーと思われていた杉岡大暉選手がメンバーから外れている。この点は全くの予想外だった。
所属する湘南ベルマーレで直近のリーグ戦も先発フル出場していただけに釈然としない。
2019コパアメリカでフル代表に初選出され、長友選手の牙城を崩す1番手が杉岡選手かな?と思っていただけに、ちょっと心配な部分ではある。
中盤には、ヨーロッパ主要リーグでプレーしている選手もいれば、Jリーグ期待の若手選手も名を連ねている。
2019コパアメリカに帯同したメンバーを見返すと、海外組ではバルセロナBの安部裕葵選手、シントトロイデンの伊藤達哉選手。国内組ではサンフレッチェ広島の松本泰志選手、横浜F・マリノスの渡辺皓太選手が外れている。
中盤の層はこの年代から既に厚い。
1つ懸念を上げるとすれば、堂安選手、三好選手、久保選手が少しプレースタイルが似ている選手が揃っていること。スタメンの中盤の構成がどうなるかは楽しみの1つだ。
1番気になるFWの構成は、個人的な見解としては固い印象。
FWにオーバーエイジを使わなくても良いメンバーが揃っている。プレースタイルも三者三様なので、戦術のバリエーションも相手によって柔軟に対応できそうだ。
本番ではこのメンバーからさらにオーバーエイジが加わることになる。選手達の18人枠に入る戦いがここから始まる。
そしてこれまで横内代行監督が中心となって活動してきたが、ついにこの年代で森保監督が指揮を執ることになる。フル代表との兼任ということで難しいのも理解しているが、森保監督の手腕にも併せて注目したい。