日本代表:Road to カタール(42)W杯アジア2次予選/タジキスタン代表マッチレポート

W杯アジア2次予選突破を決めた日本代表。
2次予選残り2試合は消化試合となるが、アジア最終予選に向けてチームの底上げのために新戦力発掘は必須だ。

マッチレポート

今の日本代表ならアジアを相手に圧勝しても何も驚きはない。

ここまでW杯アジア2次予選では無失点で勝利してきた。主力としてチームを支えてきた吉田麻也選手、酒井宏樹選手、遠藤航選手がU-24代表のオーバーエイジとして参加するためA代表を離れているといっても、そこまでチーム力が落ちるとは思ってもいなかった。

この試合で1番問題だったのは失点した時間帯だ。
前半6分に古橋選手のゴールで早々に先制。いつもならここから追加点を奪って早めに試合を決めにいく展開だったが、その3分後の前半9分に同点ゴールを奪われてしまった。

明らかにチームとして浮ついていたのだと思う。先制した直後に同点に追いつかれることは1番やってはいけないことだ。

失点シーンを振り返ると、クリアボールが中途半端なところにいってしまったことがきっかけ。さらに相手の右サイドに流れたボールに対して寄せに行くのが遅れている。簡単にセンタリングを上げられてしまい、ヘディングでも競り負けている。完全に守備陣のミスだった。

その後は持ち直したようには見えたが、中盤でボールが取れない時間帯もあって、攻撃に上手く移れないことで結果的に勝ち越しゴールを奪うまでに時間を要してしまった。

評価できるのは、前半40分の南野選手の勝ち越しゴールと後半6分の橋本選手の追加点となるゴールだろう。同点で前半を折り返すのと1点リードして折り返すのでは後半の試合展開も変わってくる。さらに後半立ち上がりの追加点。この2得点で相手の戦意を確実に喪失させることができた。3対1となった時点で勝負は決まっていたように思う。

マッチレビュー

日本代表 4-1 タジキスタン代表

【日本代表:得点者】
前半 6分;古橋亨梧
前半40分;南野拓実
後半 6分;橋本拳人
後半25分;川辺駿

日本代表スターティングイレブン

【フォーメーション:4-2-3-1】

()内は交代出場した選手
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        浅野拓磨
       (谷口彰悟)

 原口元気   南野拓実  古橋亨梧
(坂元達裕)  (鎌田大地)

     橋本拳人  川辺駿
     (守田英正)

佐々木翔 昌子源 中谷進之介 山根視来
(小川諒也)
        権田修一

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【日本代表スタッツ】

ボール支配率 :61%
シュート数  :14本
枠内シュート : 8本
パス成功率  :86%(719本)
オフサイド  : 2回
フリーキック :11本
コーナーキック: 3本

【スタジアム/現地情報】

スタジアム:パナソニックスタジアム吹田
観客数  :無観客
天候   :晴れ
気温   :25.2℃
湿度   :57%

招集メンバー

[GK]

1.川島永嗣(ストラスブール/フランス)
12.権田修一(清水エスパルス)
23.シュミット・ダニエル(シント・トロイデン/ベルギー)
24.中村航輔(ポルティモネンセ/ポルトガル)

[DF]

5.長友佑都(マルセイユ/フランス)
19.佐々木翔(サンフレッチェ広島)
6.谷口彰悟(川崎フロンターレ)
4.昌子源 (ガンバ大阪)
22.山根視来(川崎フロンターレ)
3.室屋成 (ハノーファー/ドイツ2部)
2.植田直通(ニーム/フランス)
20.中谷進之介(名古屋グランパス)
16.小川諒也(FC東京)

[MF]

8.原口元気(ハノーファー/ドイツ2部)
14.伊東純也(ゲンク/ベルギー)
13.橋本拳人(ロストフ/ロシア)
10.南野拓実(サウサンプトン/イングランド)
11.古橋亨梧(ヴィッセル神戸)
7.守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)
21.川辺駿 (サンフレッチェ広島)
9.鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
17.坂元達裕(セレッソ大阪)

[FW]

15.大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
18.浅野拓磨(無所属)

[追加招集]

オナイウ阿道(横浜F・マリノス)

あとがき

U-24代表組を除いて国内組でメンバーに残りそうなのは、古橋選手、山根選手、小川選手かな。

古橋選手は原口選手、南野選手と並んだ2列目でも代表常連組と遜色ないプレーが出来ていたように感じた。所属するヴィッセル神戸で元スペイン代表のイニエスタ選手とプレーすることで一気に成長しているように見える。普段置かれている環境が選手の成長を速めるのだろう。

山根選手はJリーグの常勝チーム、川崎フロンターレの主力としてプレーしており、その実力を代表でもそのまま発揮していた。小川選手は左利きの本職左サイドバックということで、バックアップメンバーとしてはメンバー入りしそうな予感もしている。

2列目も右サイドバックも競争は激しいし、左サイドバックは長友佑都選手が長らく1番手に君臨したままだ。ポジション争いは熾烈だがJリーグから代表に定着できるようにどんどんアピールしてほしい。

ABOUTこの記事をかいた人

FOOTBALL NOTE編集長。1983年6月13日生まれ。岡山県出身。フットボールをテーマにした読者の知的好奇心を刺激するコンテンツ作りに着手し「FOOTBALL NOTE」を立ち上げる。コンセプトは「世界のフットボール情報がここにある」※お問い合わせはコチラからどうぞ