ドイツ・ブンデスリーガ/2017年11月25日(現地時間)ドルトムントとシャルケのルールダービーが行われました。
今年は日本にいましたので、DAZNでネット観戦となりました。約1年前、2016年のドルトムントのホーム、シグナル・イドゥナ・パルクにて行われたルールダービーは現地観戦したのですが、この時のスタジアムで感じた波動や雰囲気、サポーターの歓声を徐々に思い出していました。
ここは日本にある1室。
私の目の前にあるのは1台のパソコン。
インターネットを介しての試合観戦。
しかし、昨年スタジアムを訪れた時に体に染みついたルールダービー独特の臨場感が、この瞬間、私の中に戻ってきていたことを試合を観戦しながら実感していました。
ルールダービーの雰囲気が作った?異例の試合展開
試合はといいますと、結果は4対4の引き分け。香川選手はベンチ入りするも出番はありませんでした。試合を観戦された方はご理解いただけると思いますが、ドルトムントにとっては負けに等しい引き分け。シャルケにとっては勝ちに等しい引き分け。と言えるでしょう。
前半だけでドルトムントが4得点を奪う一方的な展開。今シーズン、シャルケは昨シーズンよりはチームとして好調だったのでこの展開は予想できませんでした。しかし、シャルケが早めの選手交代から流れが変わります。後半開始には3枚の交代カードを全て使い切っていました。後半はシャルケが攻勢をかけ2点差に追い上げると、オーパメヤン選手の2枚目のイエローカードによる退場もあり、さらにシャルケの勢いが増します。ドルトムントは逃げ切るために守備的な選手を入れますが、結果的にこれが裏目に出てしまいました。後半ロスタイムに同点に追いつかれ試合終了となりました。
この時のスタジアムでの臨場感を直接体感していないので、はっきりとは言えませんが、アウェーとはいえ、シャルケサポーターの声援は凄まじいものがあります。特に「ルールダービー」では尚更。今年もサポーターの頭の上ではビールの入った紙コップが宙に舞っていたのかな…。2点差にまで追い上げられたところから、画面を通しても雰囲気が変わったのはわかりました。試合の流れからしてドルトムントの逆転負けの可能性もあったと思っていますので。
編集長:負け惜しみのヒトコト
個人的な感想を述べると、この試合をスタジアムで観戦できたサポーターは8回もゴールシーンを観れて良かったと思います。むしろうらやましいくらいです。私の時はスコアレスドロー(0対0)だったので。ゴールが決まった時のスタジアムの雰囲気を体感することができず帰国することになったのが心残りのままです。
ただし1つだけ良かったことがあります。私が現地観戦した試合では香川選手が先発出場だったこと。失礼しました。
コメントを残す