海外組:代表帰りで見えた所属クラブでの貢献度20-21シーズン

日本国内で行われた3月の日本代表活動を終え、それぞれの所属クラブに戻った海外組の選手たちですが、現在の社会情勢を踏まえると隔離期間でのコンディション調整などでリーグ戦への影響も想定していました。

しかし蓋を開けてみると、各国で特例措置があったのか、または厳重な検査をクリアしたのか詳細は不明ですが、COVID-19が蔓延する前の代表活動後のリーグ戦のような選手起用に見えました。

A代表、U24代表とカテゴリーは分かれましたが、代表活動を終えてリーグ戦再開での起用方法で見えたことがあります。それは海外組日本人選手の所属クラブでの貢献度です。

先発出場を果たした選手

代表戦明けのリーグ戦初戦で、先発出場特にフル出場した選手は、所属クラブでも確固たる地位を築いていると考えます。

先発フル出場を果たした選手は下記の通りです。
遠藤航 (シュトゥットガルト/ドイツ)
伊東純也(ゲンク/ベルギー)
守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)
板倉滉 (フローニンゲン/オランダ)
中山雄太(ズウォレ/オランダ)

*先発出場→途中交代
冨安健洋(ボローニャ/イタリア)

メンバーを見れば納得ですね。
今シーズン、チームの主力としてプレーしているのはリーグ戦を振り返ると明確です。シーズン途中から加入した守田選手も移籍後ここまで全ての試合で先発フル出場と、チームに欠かせない選手になっています。

なお、ボローニャの冨安選手は先発出場するもの負傷交代となってしまいました。
冨安選手はセンターバックまたは右サイドバックでポジションを掴んでいたので監督からは相当信頼が高いと思います。

よく代表帰りに選手が怪我してしまうと、代表チームでの起用法について辛辣な意見が出ます。
特に大勝したモンゴル戦も冨安選手が起用されていたので、ボローニャのミハイロヴィッチ監督が激怒したと記事にもありましたが、このことが冨安選手がどれほどチームに必要とされているのか証明しています。

途中出場となった選手

途中出場となった選手は下記の通りです。

吉田麻也(サウサンプトン/イタリア)
大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
浅野拓磨(パルチザン/セルビア)
三好康児(アントワープ/ベルギー)

途中出場組は悲喜交交という印象を受けます。
吉田選手、鎌田選手、浅野選手はほぼレギュラーを手中に収めているといっても過言ではないので、あまり心配していません。長距離移動でのコンディション調整の意味合いもあったかもしれません。

その中でもブレーメンの大迫選手にとっては代表活動はプラスになったと見て良いでしょう。
3月の代表ウィーク前は出場機会を完全に失っていましたが、モンゴル代表との一戦ではハットトリックを決める大活躍で、復調をアピールしていました。

リーグ戦は途中出場でしたが、その後カップ戦(DFBポカール)ではチームを準決勝進出へ導く決勝ゴールを決めており、終盤戦に向けて徐々に出場機会を取り戻しつつあります。

ベンチ入りするも出番は無かった選手

ベンチ入りするも出番が回って来なかった選手は下記の通りです。

南野拓実 (サウサンプトン/イングランド)
菅原由勢 (AZ/オランダ)
食野亮太郎(リオ・アヴェ/ポルトガル)

南野選手については、長距離移動のあとでコンディション面で不安が…というのような記事を見ましたが、その後の公式戦を追ってみてもベンチには入っているものの出場機会に恵まれていません。

菅原選手は一時期スタメンに定着していた時期もありましたが、最近ではベンチのまま出番が回ってこない試合が増えています。

食野選手は、今シーズンはベンチスタートが中心で、スタメン起用はここまで3試合とポジションをつかめていません。
シーズン開幕当初はゴールを決めるなど勢いがありましたが、最近では途中出場で出番は回ってきても5分、10分のプレー時間が多いためアピールも難しい印象を受けます。

あとがき

今回は代表帰りの海外組日本人選手にフォーカスしてお届けしました。

昨今では海外で活躍する日本人選手が増えて来ていますが、スタメンを勝ち取り明確な結果(ゴール、アシスト、ボール奪取率など)を数字で残している選手はそこまで多くないのが現実です。

ヨーロッパではチームに必要とされている選手ならばどんな状況でも起用されます。それがクラブチームから離脱し長距離移動を伴う代表チームでの活動を終えたあとでも。

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FOOTBALL NOTE編集長。1983年6月13日生まれ。岡山県出身。フットボールをテーマにした読者の知的好奇心を刺激するコンテンツ作りに着手し「FOOTBALL NOTE」を立ち上げる。コンセプトは「世界のフットボール情報がここにある」※お問い合わせはコチラからどうぞ