新型コロナウィルス(COVID-19)が世界全体に影響を与えて初めて、約2ヶ月が経過した。
スポーツの力が試されている。
というより「無力感」しか感じない。
申し訳ないが筆者も完全にサッカーから離れてしまっている。
いつ再開されるか?という情報だけは追っているが、正式発表まで待つしかない現状に、DAZNで配信されているRe-Liveすら視聴していない。週末にサッカーを楽しむ日は再び来るのだろうか。
「2020年5月3日17時時点」で把握していることをまとめてみた。
目次
シーズン打ち切り
【フランス・リーグアン】
6月17日からリーグ再開の可能性があったが、フランス政府がスポーツなどのイベントを9月まで禁止することを発表を受け、現地時間4月30日に2019-2020シーズンの打ち切りを発表した。
首位のパリ・サンジェルマンがリーグタイトルを獲得。
19位のアミアンと20位のトゥールーズが来期2部降格となった。
(最終順位/日本人選手)
1位.パリ・サンジェルマン
2位.マルセイユ(酒井宏樹)
3位.レンヌ
4位.リール
5位.ニース
6位.スタッド・ランス
7位.リヨン
8位.モンペリエ
9位.モナコ
10位.ストラスブール(川島永嗣)
11位.アンジェ
12位.ボルドー
13位.ナント
14位.スタッド・ブレスト
15位.メス
16位.ディジョン
17位.サンテティエンヌ
18位.ニーム
19位.アミアン
20位.トゥールーズ
【オランダ・エールディビジ】
現地時間4月24日に、2019-2020シーズンの打ち切りを発表した。
王者なし、昇格と降格なしの特別措置となった。
(最終順位/日本人選手)
1位.アヤックス
2位.AZ(菅原由勢)
3位.フェイエノールト
4位.PSV(堂安律)
5位.ヴィレムⅡ
6位.ユトレヒト
7位.フィテッセ
8位.ヘラクレス
9位.フローニンゲン(板倉滉)
10位.ヘーレンフェーン
11位.スパルタ・ロッテルダム
12位.エメン
13位.VVVフェンロ
14位.トゥエンテ(中村敬斗)
15位.ズウォレ(中山雄太,ファン・ウェルメスケルケン・際)
16位.フォルトゥナ・シッタルト
17位.デンハーグ
18位.ワールワイク
イングランド・プレミアリーグ
新型コロナウィルス感染拡大の影響で4月3日までの中断が予定されていたが、安全と判断されるまでリーグ戦を無期限で中断すると発表された。
スペイン ラ・リーガ
スペインリーグは1部、2部とも第32節から全試合延期となり、中断期間は4月5日までの予定だったが、スペイン政府が健康に対する安全が脅かされない、安全に試合が遂行できると判断するまで無期限での延期が決定した。
イタリア・セリエA
新型コロナウィルス感染拡大によるロックダウンの影響で2020年5月3日まで開催不可能と中断期間が延長された。フットボールだけではなく、イタリア国内全てのスポーツイベントが対象となった状態は変わらず。
ドイツ・ブンデスリーガ
4月2日までの中断が予定されていたが、感染者は増えているため、4月30日まで中断期間が延期となった。
5月8日から無観客での再開が予定されていたが、持ち越しとなり5月16日までは延期が確定。
1部リーグのケルンで3選手、2部リーグの遠藤航選手が所属するシュトゥットガルトで1選手が新型コロナウィルスの陽性反応が出たという報道もあり、リーグ再開の可能性は現時点では極めて低くなっている。
欧州5大リーグ以外
【ポルトガル】
6月中旬頃再開が予定されているが、最短で5月末にも再開される可能性が出てきた。
ただし「無観客での開催」「保健所からの承認」「コロナ対策を適切に実施できるスタジアム」といった条件をクリアすることが必須。
【ベルギー】
現地時間4月2日に、2019-2020シーズン終了で現在の順位で確定する。と発表されてから続報がなかったが、シーズンを再開できる可能性もまだ残されているそうだ。
現地時間5月4日に今シーズンの行方を決める投票が行われる予定だが、今は続報を待ちたい。
【オーストリア】
オーストリア・ブンデスリーガは、5月中旬に無観客で再開が予定されている。
ザルツブルクに奥川雅也選手、ラピド・ウィーンに北川航也選手が所属している。
【スイス】
6月8日に無観客での再開が予定されている。
トゥーンにハーフナー・ニッキ選手、シオンに若月大和選手が所属している。
【スコットランド】
現地時間4月15日に、2部~4部リーグはシーズン打ち切りで合意。1部リーグについては保留となった。
なお1部リーグのハーツに食野亮太郎選手が所属している。
Jリーグ
J1は5月9日、J2は5月2日、J3は4月25日に段階的な再開を設定していたが、全て白紙。
現時点で再開の目途は立っていない。