2022-2023シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の対戦カードが親善試合とはいえ、2023年7月26日に日本で実現。
この試合を私は現地に行って観戦して来ました。チケットは先行抽選で当選したので、本当に運が良かっただけです。

目次
高額チケットに対しての費用対効果
今回のジャパンツアー、懸念はチケット価格の高騰による集客面での不安があったと考えます。最初はチケット価格を見て先行抽選に申し込むのか悩んだのも事実です。運良くチケットは当選しましたが、当選したのは申し込んだ中で最も高額な席でした。
「チケット表」
バイエルンvsマンC | 販売価格 |
カテ1(メイン1層) | 70,000円 |
カテ1(バック1層) | 65,000円 |
カテ1(バック2層) | 50,000円 |
カテ2(メイン1層サイド) | 40,000円 |
カテ2(メイン2層サイド) | 28,000円 |
カテ2(バック1層サイド) | 40,000円 |
カテ2(バック2層サイド) | 28,000円 |
カテ2(メイン1層サイド) | 40,000円 |
カテ3(メイン3層) | 22,000円 |
カテ3(バック3層) | 22,000円 |
カテ4(メイン3層サイド) | 18,000円 |
カテ4(バック3層サイド) | 18,000円 |
カテ5(ゴール裏1層) | 13,000円 |
カテ5(ゴール裏2層) | 10,000円 |
カテ5(ゴール裏3層.大人) | 7,000円 |
カテ5(ゴール裏3層.小中高) | 4,000円 |
【出典元】https://dpoint.docomo.ne.jp/cp_6/sports/jwc/ticket.html
個人的な意見ですが、2023ジャパンツアーで、チケットを購入してみたいと思ったのは、バイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン対インテルの2試合でした。
理由はチャンピオンズリーグでしか見られない対戦カードが日本で見られるからです。予算と時間の都合上で1試合だけしか観戦できませんでしたが、親善試合とはいえビッククラブ同士のマッチメイクとなると集客力は抜群で、費用対効果はそれなりにあったと考えます。
ジャパンツアーに対してはチケット価格高騰が話題になっていましたが、この2試合の対戦が見れるのは2023-2024シーズンではUEFAチャンピオンズリーグのみです。実際にチャンピオンズリーグで両チームが激突するとなると、チケット価格はより高額になります。
CL決勝 | チケット価格相場 |
カテ1 | 690ユーロ |
カテ2 | 490ユーロ |
カテ3 | 180ユーロ |
カテ4 | 70ユーロ |
この表は2022-2023シーズン、チャンピオンズリーグ決勝のチケット価格の相場をまとめたものです。
1ユーロ150円で換算すると最低でも日本円で10,500円からで、チケットを確実に手に入れるとなると、さらに金額を積むことを覚悟しなければならないでしょう。対戦相手によってチケット価格が変動するのはヨーロッパでは良くあることなので、一体いくらになるのか検討もつきません。
2023.07.26.バイエルン対マンチェスター・シティ
ジャパンツアーでの親善試合を前に2022-2023シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝、バイエルン対マンチェスター・シティのスタメンを振り返ります。
マンチェスター・シティはファーストレグ、セカンドレグ共に不動のメンバーを並べてきた一方で、バイエルン・ミュンヘンはファーストレグを0対3で敗れたため、セカンドレグでは2人選手を入れ替えて来ました。
第1戦:マンチェスター・シティ 3-0 バイエルン
【マンチェスター・シティ】
ハーランド
ギュンドアン デ・ブライネ
グリーリッシュ ベルナルド・シウバ
ロドリ ストーンズ
ナタン・アケ ディアス アカンジ
エデルソン
【バイエルン・ミュンヘン】
ニャブリ
サネ ムジアラ コマン
キミッヒ ゴレツカ
デービス パバール
デ・リフト ウパメカノ
ゾマー
第2戦:バイエルン 1-1 マンチェスター・シティ
【バイエルン・ミュンヘン】
チュポ・モティング
コマン ムジアラ サネ
ゴレツカ キミッヒ
カンセロ パバール
デ・リフト ウパメカノ
ゾマー
【マンチェスター・シティ】
ハーランド
ギュンドアン デ・ブライネ
グリーリッシュ ベルナルド・シウバ
ロドリ ストーンズ
ナタン・アケ ディアス アカンジ
エデルソン
2023年7月26日.ジャパンツアー
両チームのスタメンを見てみると、怪我や移籍で選手の入れ替えはあったものの、親善試合とはいえ、チャンピオンズリーグ準々決勝と遜色ないメンバーを並べて来たと思います。
バイエルンは移籍市場で1トップと右サイドバックの有名選手をリストアップしている情報の通り、この2つのポジションで大物を取れたら、ブンデスリーガで12連覇も現実味を増してくるようにも思います。ただCLのタイトルを狙うなら絶対的な1トップがいないのは少し不安なように感じています。
シティは、ギュンドアン選手の移籍、デ・ブライネ選手の怪我もあり、フォーメーションを3バックから4バックに変えて試行錯誤しているようでした。この日の時点でスターティングイレブンは白紙の状態で、誰にでもチャンスはあるという感じにも見えました。
親善試合ということで両チーム共に後半からはメンバーをガラリと変えて来ましたが、今回私の1番のお目当てだったハーランド選手が後半開始から出場し、45分間だけでもプレーを見れたことは良かったです。
【バイエルン・ミュンヘン】
ニャブリ
コマン ムジアラ サネ
ライマー キミッヒ
ディヴィス マズラウィ
ウパメカノ パバール
ゾマー
【マンチェスター・シティ】
アルバレス
グリーリッシュ ベルナルド・シウバ
マカティー ルイス
コバチッチ
ナタン・アケ ウォーカー
ディアス ストーンズ
エデルソン
個人的な現地観戦の楽しみ方(親善試合編)
この試合は親善試合だったこともあり、選手のプレー強度やスピードに関してはそこまで注意深く見ていませんでした。華麗な個人技などは遠くからでも見れましたし、ゴールに迫ったシーンはスタジアムスクリーンにハイライトが流れていたのでそこで見れます。
では今回私がどういう楽しみ方をしたのかというと、それはピッチサイドにいる両監督の動きです。バイエルンはトーマス・トゥヘル監督、マンCはジョゼップ・グアルディオラ監督は共に日本でも知名度の高い監督。
映像で試合を見ていると監督がカメラに抜かれるシーンは限られてしまいますが、スタジアムからでは一目瞭然。ビルドアップ、攻守の切り替えの部分、仕掛けるポイントなど、スタンドから見ているとミスかなと思ったシーンでも監督が拍手をしているのを見ると、チームとして何か狙いがあったプレーなのだと理解できます。
ベンチに戻ってスタッフと情報共有している時間が長いと、上手く機能していない時間帯なのかと思って見ていたら崩されて危ない場面を作られたりと、ビッグクラブ同士の戦いとなると監督の手腕にも注目しようと思いながら、親善試合ならではの楽しみ方も出来ました。
あとがき
次はUEFAチャンピオンズリーグの舞台でこの2チームが試合をする時に現地に行って観戦することが目標です。渡航費、チケット代を考えると今回以上の出費は確実ですが、親善試合とは異なるプレー強度やスピード感のある試合を現地で観戦してこそだと思っています。