2018年、Jリーグにとって良い意味で激震が走った。
2010年南アフリカW杯で優勝したスペイン代表で主力としてプレーした、アンドレス・イニエスタ選手(ヴィッセル神戸)、フェルナンド・トーレス選手(サガン鳥栖)がJリーグでプレーすることが決まった。W杯優勝経験メンバーがJリーグでプレーする時代が来たんだなと。
昨シーズン、イニエスタ選手はバルセロナで、トーレス選手はアトレティコマドリードでプレーしていたのにも関わらず、新天地に選んだのは日本だった。
ヨーロッパのビッグネームが動く時は、中国や中東、アメリカが移籍候補に上がるのが最近のトレンドだが、まさか二人ともJリーグでプレーするとは思えなかった。
ロシアW杯が終わってJリーグ1部が再開されると、チームの合流したばかりの二人が早速出場していた。
イニエスタ選手は個人的理由で一時チームを離脱したが、ロシアW杯にスペイン代表と出場し、決勝トーナメント1回戦まで進出したのにオフの期間が短いことを懸念していたので、良いリフレッシュになったのではないだろうか。
トーレス選手は入団発表がJリーグ再開直前だったこともあり、まだまだコンディションやコンビネーションで上手く機能していない部分はあるが、ボールを持った時の迫力はピッチ上で圧倒的な存在感となっている。
8月11日におこなわれる、ヴィッセル神戸対ジュビロ磐田の一戦で、ヴィッセル神戸のポドルスキ選手とイニエスタ選手が同時にピッチに立つことが予想されている。もし共存したらどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。
1990年代Jリーグ黎明期にやってきたスーパースター
1993年にJリーグが開幕し、数多くのスーパースターが日本にやってきた歴史がある。Jリーグ創成期に関わらず日本に来てプレーした外国人選手を一部記載してみた。
※スペースの関係で掲載した選手は、代表歴があってワールドカップに出場したことがある選手のみにした。
※ジーコ氏はJリーグ開幕前の日本サッカーリーグ時代から住友金属(現鹿島アントラーズ)でプレーしていた。
ディアス(横浜マリノス)
リトバルスキー(ジェフユナイテッド千葉)
リネカー(名古屋グランパス)
ストイコビッチ(名古屋グランパス)
レオナルド(鹿島アントラーズ)
ブッフバルト(浦和レッズ)
サンパイオ(横浜フリューゲルス)
スキラッチ(ジュビロ磐田)
ドゥンガ(ジュビロ磐田)
エムボマ(ガンバ大阪)
カレカ(柏レイソル)
ストイチコフ(柏レイソル)
・・・改めて振り返ってみてもビッグネームが並んでいる。
監督ではグランパスのアーセン・ヴェンゲル氏だろう。
イングランド・プレミアリーグ、アーセナルで一時代を築く前だが、Jリーグで監督していたのが不思議に思うくらいだ。
あとがき
今回も一時期のビッグウェーブの波が来ただけなのだろうか。
DAZNマネー、クラブオーナーの決断などいろいろあるが、ここがピークではダメだ。継続しておこなうことがJリーグのレベルを上げることになる。
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