2023ジャパンツアー:ヨーロッパのビッグクラブが複数来日

2023年夏、バルセロナ、セルティック、マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、インテルが来日した。これだけのヨーロッパのビッグクラブ、伝統クラブが1度に複数来日したことは記憶にない。

Jリーグクラブとの対戦も楽しみだが、バイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン対インテルの2試合が日本で見られることに驚いた。

2023-2024シーズン、公式戦ではUEFAチャンピオンズリーグでしか対戦が実現しないカードが組まれていることに2023ジャパンツアーの注目度が一気に上がっていった。

親善試合:日程・結果

日時 ホーム スコア アウェイ
6月6日(火) 神戸 0-2 バルセロナ
7月19日(水) 横浜FM 6-4 セルティック
7月22日(土) G大阪 0-1 セルティック
7月23日(日) 横浜FM 3-5 マンC
7月25日(火) PSG 0-0 アル・ナスル
7月26日(水) バイエルン 1-2 マンC
7月27日(木) インテル 1-1 アル・ナスル
7月28日(金) PSG 2-3 C大阪
7月29日(土) 川崎F 0-1 バイエルン
8月1日(火) PSG 1-2 インテル

シーズン開幕前の親善試合ということもあり、調整がメインだったのでプレー強度は物足りないものがあったかもしれないが、ビッグクラブの豪華な面々、Jリーグクラブの意地、新シーズンに向けてアピールするこれからの若手選手など見応えはあった。

チケット価格帯

神戸vsバルセロナ(国立)

高額チケットの軸を作ってしまったのかもしれない。

国立 神戸vsバルセロナ
カテゴリ1 40,000円(指定席)
カテゴリ2 35,000円(指定席)
カテゴリ3 25,000円(指定席)
カテゴリ4 10,000円(自由席)
カテゴリ5 9,000円(自由席)
カテゴリ6 8,000円(自由席)

※VIP、テラスシート、エキサイティングシート、スペシャルシート、車椅子席除く

【出典元】https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/21376.html

マンCvs横浜FM,バイエルン(国立)

マンチェスター・シティ戦は対戦相手によって価格が大きく偏っている。

国立/全席指定 横浜FM バイエルン
カテ1(メイン1層) 40,000円 70,000円
カテ1(バック1層) 35,000円 65,000円
カテ1(バック2層) 30,000円 50,000円
カテ2(メイン1層サイド) 28,000円 40,000円
カテ2(メイン2層サイド) 25,000円 28,000円
カテ2(バック1層サイド) 28,000円 40,000円
カテ2(バック2層サイド) 25,000円 28,000円
カテ2(メイン1層サイド) 28,000円 40,000円
カテ3(メイン3層) 15,000円 22,000円
カテ3(バック3層) 15,000円 22,000円
カテ4(メイン3層サイド) 10,000円 18,000円
カテ4(バック3層サイド) 10,000円 18,000円
カテ5(ゴール裏1層) 10,000円 13,000円
カテ5(ゴール裏2層) 7,000円 10,000円
カテ5(ゴール裏3層.大人) 5,000円 7,000円
カテ5(ゴール裏3層.小中高) 3,000円 4,000円


【出典元】https://dpoint.docomo.ne.jp/cp_6/sports/jwc/ticket.html

川崎vsバイエルン(国立)

先行販売と一般販売で価格が異なった唯一の事例。

国立/川崎vsバイエルン 先行販売価格 一般販売価格
カテゴリ1 26,000円 27,000円
カテゴリ2 22,000円 23,000円
カテゴリ3 15,000円 16,000円
カテゴリ4 9,000円 10,000円
カテゴリ5 8,000円 9,000円
カテゴリ6(大人) 7,000円 8,000円
カテゴリ6(小中高) 4,000円 5,000円


【出典元】https://www.frontale.co.jp/info/2023/0516_1.html

PSG対インテル(国立)

ヨーロッパのビッグクラブ同士の対戦は親善試合でもチケットは高額になる。

国立 PSGvsインテル
カテゴリ1 89,000円
カテゴリ2 69,000円
カテゴリ3 46,000円
カテゴリ4 29,000円
カテゴリ5 20,000円
カテゴリ5(小中高) 6,500円


【出典元】https://psg-japan-tour.com/

横浜FMvsセルティック(日産)

今回のジャパンツアーの中では良心的な価格帯に思えてしまうが、それでも2017年の頃と比較するとまだ高い。

日産 横浜FMvsセルティック
カテゴリ1 18,500円(指定席)
カテゴリ2 15,000円(指定席)
カテゴリ3 9,500円(指定席)
カテゴリ4 7,000円(自由席/大人)
カテゴリ4 3,500円(自由席/小中)


【出典元】https://www.f-marinos.com/news/ticket/5564

G大阪vsセルティック(吹田)

関東開催と関西開催で価格が異なるわけではない。5大リーグを除けば、ヨーロッパ対Jリーグでの相場はこの価格帯がベースになっているのかもしれない。

吹田 G大阪vsセルティック
カテゴリ1 18,500円(指定席)
カテゴリ2 15,000円(指定席)
カテゴリ3 9,500円(指定席)
カテゴリ4 7,000円(自由席/大人)
カテゴリ4 3,500円(自由席/小中)


【出典元】https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/15077/

PSGvsアル・ナスル,C大阪(長居)

アル・ナスルにクリスティアーノ・ロナウドが所属しているとはいえ強気な価格設定。パリ・サンジェルマンが2022-2023シーズンを戦ったメンバーがそのまま残っていればこの価格でも良かったかもしれない。
ヨーロッパ5大リーグ対Jリーグの相場はこの価格帯がベースかな。

長居 アル・ナスル C大阪
カテゴリ1 89,000円 40,000円
カテゴリ2 52,000円 28,000円
カテゴリ3 29,000円 17,000円
カテゴリ4(大人) 20,000円 10,000円
カテゴリ4(小中高) 6,500円 5,000円
PSGvsアル・ナスル


【出典元】https://psg-japan-tour.com/

PSGvsセレッソ


【出典元】https://www.cerezo.jp/news/2023-0602-1400/

ジャパンツアー:観客数・収容率

バイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・シティの試合は観客数65,049人、収容率96%で1位。パリ・サンジェルマン対インテルの試合は観客数50,139人、収容率74%で2位。特に注目度が高かった2試合が納得の数字を残した。

(2023年6月〜8月実施)

対戦カード 観客数 収容率 場所
神戸vsバルセロナ 49,335人 72.8% 国立
横浜FMvsセルティック 20,263人 28.0% 日産
G大阪vsセルティック 12,482人 31.4% 吹田
横浜FMvsマンC 61,618人 90.9% 国立
PSGvsアル・ナスル 25,432人 53.2% 長居
バイエルンvsマンC 65,049人 96.0% 国立
インテルvsアル・ナスル 13,805人 28.9% 長居
PSGvsC大阪 32,430人 67.8% 長居
川崎Fvsバイエルン 45,289人 66.8% 国立
PSGvsインテル 50,139人 74.0% 国立

チケット代高騰の問題

チケット代が高騰しても、ヨーロッパのビッグクラブ同士の試合は平日開催でも収容率70%を越えることはわかった。バイエルン対マンチェスター・シティの試合は注目度が抜群に高かったことは明確になった。

Jリーグクラブとの対戦は、クラブのホームスタジアムまたはホーム近郊のスタジアムで土日開催なら、ファンやサポーターがついているので、通常のJリーグ観戦時よりは費用がかかってしまうが集客も可能だということが数値に表れている。

空席が目立つ試合では、試合後インタビューである選手がチケット価格について苦言を呈していたが、まさにその通りだと思う。
VIP席など高価格帯の席があることには賛成だが、親善試合にも関わらず一般席(メインスタンド、バックスタンド、ゴール裏)での強気の価格設定を見てスタジアム観戦を諦めた人も多かったと考える。

2017年ジャパンツアーにて、埼玉スタジアムで行われたドルトムント対浦和レッズ、長居スタジアムで行われたセビージャ対セレッソ大阪を現地観戦したことはある。カテゴリは異なるが指定席チケットでも4,000円程度で購入出来たが、当時と比較すると3〜5倍近く跳ね上がっている。

COVID-19の世界的大流行の前と後では世界が変わってしまったので一概にも言えないし、値上げラッシュの状況下がチケット価格にも反映されたと受け入れるしかないのかもしれない。