日本代表はグループリーグ最終戦でスペイン代表と対戦する。最終戦を迎えるにあたり、グループリーグ2戦目を終えて敗退が決定しているか、または決勝トーナメント進出の可能性を残しているのかによって展開予想は変わってくる。
スペインは2010年南アフリカW杯で優勝し、2014年ブラジルW杯はグループリーグ敗退、2018年ロシアW杯はベスト16と優勝以降はW杯では苦しんでいる印象を受ける。
目次
スペイン代表メンバー26名
ポジション | 選手名 | 所属クラブ |
---|---|---|
GK | ダビド・ラヤ | ブレントフォード |
ウナイ・シモン | アトレティック・ビルバオ | |
ロベルト・サンチェス | ブライトン | |
DF | ジョルディ・アルバ | バルセロナ |
セサル・アスピリクエタ | チェルシー | |
ダニエル・カルバハル | レアル・マドリード | |
アイメリク・ラポルテ | マンチェスターC | |
ホセ・ルイス・ガヤ | バレンシア | |
パウ・トーレス | ビジャレアル | |
ウーゴ・ギジャモン | バレンシア | |
エリック・ガルシア | バルセロナ | |
MF | セルヒオ・ブスケツ | バルセロナ |
コケ | アトレティコ・マドリード | |
マルコス・ジョレンテ | アトレティコ・マドリード | |
ロドリ | マンチェスターC | |
カルロス・ソレール | パリ・サンジェルマン | |
ペドリ | バルセロナ | |
ガビ | バルセロナ | |
FW | パブロ・サラビア | パリ・サンジェルマン |
アルバロ・モラタ | アトレティコ・マドリード | |
マルコ・アセンシオ | レアル・マドリード | |
ダニ・オルモ | ライプツィヒ | |
フェラン・トーレス | バルセロナ | |
ニコ・ウィリアムズ | アトレティック・ビルバオ | |
ジェレミ・ピノ | ビジャレアル | |
アンス・ファティ | バルセロナ |
スペイン代表予想フォーメーション
4-3-3
モラタ
サラビア F.トーレス
(ファテイ) (アセンシオ)
ガビ ペドリ
(コケ) (ソレール)
ブスケツ
(ロドリ)
アルバ カルバハル
(アスピリクエタ)
P.トーレス ラポルト
シモン
スペイン代表の注目選手
セルヒオ・ブスケツ
世界屈指のボランチ。ピッチ内にいるといないではチームの出来が大きく変わる影響力があるプレイヤー。バルセロナやスペイン代表は中盤が3枚の形を取っているのでアンカーのポジションでプレーすることが多い。
激しいプレスからのボール奪取、正確なパスワークを誇る。34歳とベテランの域に達しているが衰えは感じられない。キャリアはここまでバルセロナ一筋だが、Jリーグのヴィッセル神戸が正式オファーを出したという噂もあるので実現すればイニエスタ選手との共演が日本で実現するかもしれない。
ペドリ
イニエスタ2世と期待される19歳のミッドフィールダー。18歳でA代表に選出され、東京五輪では銀メダルを獲得。カタールW杯メンバーにも選出され開催期間中に20歳を迎える。
2021年はEUR02020、東京五輪とフル稼働した影響もあり、ベストコンディションでは無かったものの圧巻のプレーを連発していた。
所属するバルセロナで2022-2023シーズンから8番を背負っており、名実共にイニエスタ2世になれるのか注目されている。
マルコ・アセンシオ
ドリブル、精度の高いキック、シュート技術の高い次世代を担う天才レフティー。2016-2017シーズンからレアル・マドリードでプレーし、リーグ戦5シーズンで18ゴールを決めている。
しかし2019-2020のプレシーズンに左膝前十字靭帯断裂及び外側半月板損傷の重傷を負ってしまい、選手生命を脅かすかもしれない怪我と思われたが、シーズン終盤で見事に復帰した。
2021年オーバーエイジ枠で参加した東京五輪では準決勝の日本戦で延長後半10分に決勝ゴールを決めている。
日本対スペイン戦展開予想
A代表では2001年4月25日に海外遠征での国際親善試合で対戦になり、この時は0対1で日本が敗れている。
五輪では2012ロンドン大会、2020東京大会で対戦。ロンドン五輪ではグループリーグ初戦で対戦し1対0日本が勝利している。東京五輪では準決勝で対戦し、試合はスコアレスのまま決着は付かずに延長戦へ。延長後半10分マルコ・アセンシオ選手のゴールが決勝点となり日本が敗れている。
圧倒的なボールポゼッションはスペイン代表の代名詞だ。ボール保持率はスペインが圧倒するだろう。日本はほとんどボールを持てない中でゲームプランを考えなければならない。
ちなみに東京五輪準決勝のスタッツでは、ボール支配率は日本が34%、スペインが66%と圧倒し、パス成功率は日本が74.3%、スペインが87.2%だった。
どういう状況下でグループリーグ最終戦を迎えるのか予想は難しいですが、日本は2連敗で最終戦を迎える。既にグループリーグ敗退が決まっているもののスペインを相手に意地を見せるのか。
一方スペインはコスタリカに敗れたものの2戦目のドイツ戦を1対1の引き分け、または1対0で勝利して最終戦の結果次第では決勝トーナメント進出の可能性を残していると予想する。
スペインはドイツと勝ち点差1または勝点では並んでいるものの得失点差でグループ3位のため、日本に勝利または大量得点で勝利することが最低条件であり、ドイツ対コスタリカの結果に委ねられる展開になっていると仮定して展開予想を行う。
単純にサッカーの相性として日本はスペインとは戦いやすいと考える。日本はボールポゼッションでは圧倒されても最後のところで体を張ってスペインに得点を与えない。スペインのパスサッカーに翻弄されながらも日本が耐えてスコアレスで前半を折り返す。
後半もスペインはポゼッションでパスを繋いでより攻撃的に仕掛けてくる。意地を見せたい日本も守ってカウンターの戦術に切り替え、前線にスピードのある選手を並べて点を奪いに行くもスペインの守備陣を崩せない。
スコアレスのまま試合は後半40分に突入したところで、日本はペナルティエリア内でファールを取られてしまいPKを与えてしまう。VARが介入してもファールと判定されPKは覆らず、スペインがPKを決めて先制する。
これが決勝点となりスペインが勝利するが、ドイツがコスタリカに勝利したため日本とスペインがグループリーグ敗退となった。
もう1つの展開予想として、日本がスペインの猛攻を最後まで凌ぎ切るも0対0の引き分けに終わり、2敗1分の勝点1で日本のグループリーグ敗退になるパターンかもしれません。
あとがき
サッカー日本代表を応援していますが、展開予想からの結論はグループリーグ敗退です。
大会前から日本代表は主力選手の怪我でコンディション面の不安が付き纏っていますが、この悪い流れが本大会に入っても止まらず、不運な形で失点することが予知されているのではないかと思います。
スペインは初戦のコスタリカに敗れることは、本当にあり得そうな流れだと思っています。
展開予想では2戦目のドイツ戦までにチームを立て直して勝利して踏みとどまることになっていますが、スペインとドイツの対戦成績がほぼ互角なので、2戦目を終えた段階でドイツとコスタリカが2連勝で決勝トーナメント進出が決まってしまう可能性も考えられます。
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