2022カタールW杯対戦国シミュレーション:ドイツ代表

日本代表はグループリーグ初戦でドイツ代表と対戦する。
2018年ロシア大会は1勝2敗でグループリーグ敗退したとはいえ、西ドイツ時代を含めて過去4度W杯を制覇している格上なのは間違いない。2014ブラジル大会での優勝メンバーも名を連ねた難敵をどう攻略すれば良いのかを考えてみた。

ドイツ代表メンバー26名

ポジション 選手名 所属クラブ
GK マヌエル・ノイアー バイエルン
ケヴィン・トラップ フランクフルト
テア・シュテーゲン バルセロナ
DF クリスティアン・ギュンター フライブルク
アントニオ・リュディガー レアル・マドリード
マティアス・ギンター フライブルク
ニコラス・ジューレ ドルトムント
ルーカス・クロスターマン ライプツィヒ
ティロ・ケーラー ウェストハム
ダビド・ラウム ライプツィヒ
ニコ・シュロッターベック ドルトムント
アルメル・ベラコチャプ サウサンプトン
MF イルカイ・ギュンドアン マンチェスターC
マリオ・ゲッツェ フランクフルト
ヨナス・ホフマン ボルシアMG
レオン・ゴレツカ バイエルン
ヨシュア・キミッヒ バイエルン
セルジュ・ニャブリ バイエルン
ユリアン・ブラント ドルトムント
カイ・ハフェルツ チェルシー
ジャマル・ムシアラ バイエルン
FW トーマス・ミュラー バイエルン
ニコラス・フュルクルク ブレーメン
レロイ・サネ バイエルン
カリム・アデイェミ ドルトムント
ユスファ・ムココ ドルトムント

ドイツ代表予想フォーメーション

4-2-3-1

       フュルクルク
       (ムココ)

  サネ    ミュラー   ニャブリ
(ムシアナ) (ブラント)  (ホフマン)

    ゴレツカ   キミッヒ
   (ギュンドアン)

ラウム             ジューレ

 シュロッターベック  リュディガー  

         ノイアー

ドイツ代表の注目選手

マヌエル・ノイアー

言わずと知れたドイツ代表絶対的守護神。シャルケ時代には内田篤人氏と同僚で仲が良かったため日本での知名度も高い選手。
所属するバイエルン・ミュンヘンでも守護神として君臨しているが、10月に肩を痛めてリーグ戦3試合を欠場したが11月になって復帰しているのでW杯までにはコンディションは上げてくるだろう。
シュートストップが素晴らしく、あのシュートを止めるのかというシーンもよく目にする。また状況に応じてペナルティエリア外まで出て行てプレーに参加することもあるので、守備範囲がとてつもなく広いと考えておいた方が良い。

ヨシュア・キミッヒ

不動のボランチであり代表では代えの効かない選手で、ボランチまたは右サイドバックを主戦場としている。所属するバイエルン・ミュンヘンでは今シーズン全試合出場とコンディションも問題なさそうだ。
プレースタイルは、精度の高いキックに無尽蔵のスタミナ、状況判断にも長け試合をコントロールすることもできる。守備的な選手だが得点力も兼ね備えているため、付け入る隙が見当たらない。

ユスファ・ムココ

ドイツ代表期待の若手ストライカー。
17歳ながら今季ドルトムントで6ゴールと結果を残している。9月17日に行われたホームで行われたシャルケとのルールダービーでは、スコアレスで迎えた後半19分から途中出場すると、後半33分に先制ゴールを決めてこれが決勝点となりチームを勝利に導く。それまでは途中出場がほとんどだったが、10月に入ってからはレギュラーで起用されるようになる。
ティモ・ヴェルナー選手が左足首の怪我で代表不参加となったため、今回代表初招集となったが、18歳になって迎えるW杯でニューヒーロー誕生の瞬間を目にするかもしれないほどの逸材。

日本対ドイツ戦展開予想

日本代表対ドイツ代表の試合は2006年5月30日まで遡る。この時はドイツW杯を2週間後に控えた親善試合だったが2対2の引き分けに終わっている。

今回の対戦はカタールW杯グループリーグ初戦ということで親善試合と同じようにはならない。ドイツは足元が上手い選手が揃っているのでショートパスからボールを繋ぎながらも、ロングパス1本で局面を展開してくる。攻める時にボールを持った選手は持ち過ぎず、ワンタッチ、ツータッチ程度でボールを離しているので、日本はボールの取り所をはっきりしておかないと対応が後手後手に回ってしまうだろう。

ドイツは前線からボールを追いかけてくるので、日本が最終ラインでのパス回しをミスすれば失点の可能性は高くなる。日本はボランチとセンターバックの間でボールを取られないように注意が必要なのと、4-2-3-1ならトップ下とダブルボランチのところを潰されない対策が必要だ。

日本はおそらく試合開始と同時に前線からプレスをかけていく。球際でも激しさを見せ守備強度の高いプレーを続ければ前半は0対0で折り返すことが出来るかもしれないし、ドイツの出鼻を挫くことが出来れば、セットプレーからこぼれ球を押し込んで先制点を奪い日本が1点リードして前半を折り返す可能性もなくはない。

後半も前半の勢いを維持したい日本だが、ドイツのパスワークが徐々に上回り、日本のプレスが機能しなくなる。それでも日本はプレスをかけて行くしか戦術がないため、選手たちは90分を最後まで走り切るしかない。

しかし後半30分に日本の守備が破られる。ボランチとセンターバックの間のスペースを使われ、ショートカウンターからドイツに得点を許す。
気持ちが一瞬切れた日本は立て直そうとするも、試合開始からいつも以上にプレスに行ってしまったためスタミナが残っておらず、立て続けに失点してしまい0対3か1対3で敗れることになるだろう。

あとがき

90分を通してはプレスを掛け続けることは無理がある。しかし日本はそれくらいやらないとドイツと互角に戦うことは出来ないと見ている。

展開予想のように、徐々に日本のプレー精度が落ちてくる後半30分頃から立て続けに失点するパターンにハマってしまったら、交代カードを切ったとしても盛り返すことは不可能だ。

もしドイツを相手に0対1での敗戦だったら、2戦目のコスタリカ戦に少しだけ希望は残るので、敗れるにしても最小失点に押さえたいところだ。

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