昨日の今日なので、関係各所、様々な媒体から色々な情報が出てきている。
私自身、解任するならこの時期ではなかったと思っています。W杯出場権を獲得したあとならギリギリ。E-1選手権のあとなら、まだ納得できた。
ただ、W杯を2か月後に控えた今、体調不良や辞任でないのに監督が変わってしまうのはサッカー協会に対する失望でしかない。
ハリルホジッチ監督といえば「対戦相手への緻密な戦略のエキスパート」だが、これが1番発揮されるW杯を前に契約解除したことは、既に亀裂が入っていたことになる。
日本サッカー協会に責任はないのか?
なぜこの時期に解任なのか?
未だに私の中でも結論が出ていません。
会見のコメントを読み返しても、
・コミュニケーションが足りない。
・信頼関係が薄れた。
と、腑に落ちないというか納得できない回答だ。
そもそもハリルホジッチ氏を監督に任命したサッカー協会には責任はないのでしょうか?
監督に責任を押し付けるなら、協会も責任を取らなければならない。現場の人間、特に選手やスタッフが混乱する事態を招いてしまった協会への責任は重い。
今回の解任劇については、単純に人間として嫌いだったから、クビにした印象。良くも悪くも日本人の保守的な発想が起こした解任劇のシナリオのように感じる。
矢面に立つ選手
ロシアW杯出場権獲得後の日本代表チームの成績は確かに良くなかった。監督の選出メンバーや采配に疑問もあったが、選手のプレーについても気になるポイントは多かった。それが指示なのか選手の判断または技術的なことかは定かでない。
解任劇の引き金の1つとなった「選手との信頼関係、コミュニケーション」の部分に注目すると、主力選手、人気選手といった矢面に立つ選手が一方的に悪者にされてしまう、最悪の事態を想定しなければならない。
今は選手個人がSNSで発信する時代である。
影響力のある選手の一挙手一投足にメディアは常に注目している。
矢面に立つ選手に対するインターネットを使った匿名での個人攻撃は避けなければならない。
と危惧していたが、もう始まってしまったようだ。混乱はしばらく続くだろう。
「日本らしいサッカー」
「自分たちのサッカー」
こういうキーワードが選手から出れば、いじられてしまうのが今の世の中だ。
こうなった時点で、監督解任劇やロシアW杯はどうでもよくなってしまっている。
話が置き換えられてしまい、事実に反することでもそれが真実のように報道される。
選手達がメディアや一部の心無い意見のおもちゃにされてしまうだけだ。
言葉の本質を理解できないサポーターはサポーターとは呼ばない。
2010年南アフリカW杯の時のフランス代表を思い出してしまう。監督と選手が対立しチームは完全に崩壊。グループリーグで敗退した。その後も数年間は不振が続いた。
今回の解任劇も、それに近いように感じる。まだW杯前だったというのが不幸中の幸いかもしれないが、壊れたチームを立て直す時間はそんなに残っていない。
解任劇の伏線
ハリル解任記事を書いたスポーツライターの杉山氏に、今の心境を記事にして続編を掲載してほしい。
[参考文献] ハリルに「8年前の岡田ジャパン」再現は無理。協会は7日以内に解任を※2018年3月28日掲載
今回の混乱を招いたきっかけを作ったようなものであり、結果として完全に伏線となってしまった。もうひと波乱ありそうな気がしてならない。
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