ハリルホジッチ監督が解任されました。まさに青天の霹靂です。
ワールドカップまで残り約2か月となった今、監督交代に踏み切った日本サッカー協会に対して思うところはいろいろありますが、試合をするのは選手です。ファン、サポーターはどんなことがあっても選手だけは応援しましょう!
ロシアW杯までもう時間がありません。戦術、フォーメーション、対戦相手国のスカウティングなど作業がいっぱいある中、FOOTBALL NOTEでは、西野朗新監督に『グループリーグ突破の秘策』を1つ提案します。
グループリーグ突破の奇策
FOOTBALL NOTEではフォーメーションからダブルボランチを除く提案をしている。
理由は、日本よりFIFAランクが上のチームと対戦するときに、中盤でのプレスが交わされているので機能していないからだ。長谷部選手をリベロ、中盤にアンカー起用の選手を1人配置するフォーメーションを提案している。日本代表:2018ロシアW杯特集(20)代表選出メンバー23名を予想[2018年4月]を参照。
これだけでも十分奇策になると考えているが、もう1つ提案したい奇策がある。
それは「原口元気選手の中盤(ボランチorインサイドハーフ)起用」だ。
2016年のW杯アジア2次予選のシリア戦、最終予選のUAE戦でハリルホジッチ監督が起用したプランでもある。
当時は代表のボランチがまだ機能していたから、そこまで意に介してもいなかったのだが、現在の代表チームの試合でのパフォーマンスを見ていると、このプランも検討する価値がある。
フォーメーション:4-2-3-1
大迫勇也
乾貴士 香川真司 清武弘嗣
原口元気 長谷部誠
長友佑都 槙野智章 吉田麻也 酒井宏樹
川島永嗣
フォーメーション:4-3-3
大迫勇也
乾貴士 清武弘嗣
原口元気 香川真司
長谷部誠
長友佑都 槙野智章 吉田麻也 酒井宏樹
川島永嗣
※選手名敬称略。
編集長の視点
このフォーメーションを採用した場合、ある程度原口選手には自由が与えられることになる。機能させるためには長谷部選手の統率力、浦和レッズ時代に教育係だった槙野選手のサポートが必要不可欠になる。
ヘルタで出場機会が限られたことにより、コンディションが不安視されたが、移籍したデュッセルドルフで出場機会を取り戻した。試合中に受けた脳震盪の影響も心配されていたが、これからW杯まで順調に来て運動量も戻ってくれば、オプションではなくこの布陣でスタートするのも面白い。
ドリブラータイプの選手をボランチorインサイドハーフで起用することで、中盤の位置で相手のプレスをドリブルではがし前を向けたら、攻撃のスイッチが入れやすいのではないか?また左サイドには代表候補選手が多いので、原口選手を中盤で起用できればメンバー構成の幅が広がるメリットもある。
中盤3枚に、ドリブラー、パサー、守備的といった別々のタイプの選手を起用できれば、試合中にフォーメーションを「4-2-3-1」⇔「4-3-3」と相手の出方を見て流動的に動かせる。格上の相手と戦うW杯用の日本代表フォーメーションを作ることが出来るかもしれない。
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