ハリルホジッチ監督が電撃解任され、積み上げてきたロシアW杯に臨む日本代表像というものが崩れ、これまでの3年間は全て無かったことにされた。
解任理由も「選手とのコミュニケーション不足」という実に不明確なものだった。
先日行われたハリルホジッチ氏の記者会見でも、選手とのコミュニケーションはしっかり取れていたと反論する場面もあった。
…この会見についてはまた改めて検証するとして、サッカー日本代表は来月に迫ったロシアW杯に向けて歩みを進めていかなければならない。
サポーターとしての個人的な意見を言わせてもらうと、応援する側の私でさえ、W杯が来月に開幕されるというのにワクワク感がまだない。
西野新監督になりメンバー選考も全然読めない。今月のガーナ戦までは、モヤモヤした時間を過ごすことになるかもしれないが、14日には予備登録メンバーの発表が行われる。
この時点で35人に絞られるので、だいたいのチーム構成の見通しは立つと考えているが、監督、スタッフを含めオールジャパンで構成されるなら、推薦したい選手が3名いる。
FOOTBALL NOTE編集長推薦の3選手
DF:田中マルクス闘莉王
MF:中村憲剛
FW:三浦知良
(※敬称略)
招集の意図
◎闘将
◎チームをまとめるベテラン
◎レジェンド
救世主に求められるキーワードです。
緊急事態の日本代表を救ってくれるのは、経験豊富なベテラン選手しか考えられない。
上記に記載した3名は、現代表メンバーと少なからず交流のある選手とピックアップしました。
田中マルクス闘莉王選手は苦しい時間帯でもチームを鼓舞することが出来る選手で、闘将という言葉が相応しい。
中村憲剛選手はプレーでは中盤からのパスでチームをコントロールできる選手。またチームマネジメント面においても、キャプテンシーを発揮して長谷部選手の負担を軽くすることができる。
三浦知良選手は日本サッカー界のレジェンド。後半残り10分、途中出場からでも何かしてくれると思わせてくれる期待感は、海外組を含んでもこの選手以外考えられない。
あとがき
この3名が加われば、現代表メンバーのモチベーションは高まるのではないかと考えている。
これまでの不動のメンバーを揃えたとしても、監督が変わればチーム作りはイチから始めなければならない。そのためにはチームをまとめるための奇策が必要になる。W杯に向けてチームを作ってきた3年間が無かったことにされたことを受けて、私からの提案です。
W杯2ヶ月前に監督解任で世界を驚かせてしまった日本。次はグループリーグを突破し、世界を驚かせてほしいものだ。
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