2018ロシアW杯:チュニジア対イングランド/マッチレポート(14)

[グループG/6月19日(火)03:00]

チュニジア 1-2 イングランド

<ゴール>
(チュニジア)
前半35分;フェルジャニ・サシ(PK)

(イングランド)
前半11分;ハリー・ケイン
後半45+1;ハリー・ケイン

<チームスタッツ>
(チュニジア)
ボール支配率:41%
シュート数 : 6本(枠内;1)

(イングランド)
ボール支配率:59%
シュート数 :18本(枠内;7)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:ヴォルゴグラードアリーナ
観客数  :41,064人
天候   :晴れ
気温   :24℃
湿度   :17%

編集長の視点

 アフリカ予選を無敗でW杯出場を決めたチュニジアと、「サッカーの母国」イングランド。前評判ではイングランド優位に見えているが果たして…。

 イングランドはプレミアリーグがあるので、どうしてもタレントが多いイメージがあるが、私の個人的な感想は、自国の選手のみとなるとやや見劣りする感じが近年目立ってきた。

 それでも、イングランド1部リーグ、レスターで岡崎選手と同僚のヴァーディー選手、マグワイア選手は共に奇跡の優勝を果たしたメンバーなので注目している。

 前半開始早々、イングランドにチャンスが来るも決めきれずに、自分たちで苦しい展開を作ってしまったが、嫌な流れはエースが断ち切る。
 前半11分、コーナーキックからストーンズ選手のヘディングシュートをチュニジアGKハセン選手がはじいたところをケイン選手が押し込んでイングランドが先制する!

 反撃したいチュニジアにアクシデント。GKのハセン選手が左肩を痛めて負傷交代を余儀なくされ、前半16分と早い時間に交代枠を使わざるを得なくなってしまった。

 だが、前半33分チュニジアに同点のチャンスが訪れる。
 ペナルティエリア内でファハルディン・ベンユセフ選手が倒されてPKを獲得。これをサシ選手が成功させ同点に追いついた!

 1対1のまま前半を折り返すと、後半は完全にイングランドペースになり、チュニジアはチャンスらしいチャンスを作らせてもらえない。

 両者決め手を欠き、このまま引き分けに思われた後半アディショナルタイム。
 コーナーキックからマグワイア選手がヘディングで競り勝ったボールをケイン選手がヘディングで押し込んで、値千金の勝ち越しゴールを決めて、これが決勝点となった!

 エースがゴールを決めるとチームが勢いに乗るという、ここまではそんな流れになっている。

 グループGは共に大黒柱の2ゴールでベルギー、イングランドが揃って勝利。2連勝で次節にも決勝トーナメント進出国が決まるのだろうか。

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