2018ロシアW杯:デンマーク対オーストラリア/マッチレポート(21)

[グループC/6月21日(木)21:00]

デンマーク 1-1 オーストラリア

<ゴール>
(デンマーク)
前半 7分;クリスティアン・エリクセン

(オーストラリア)
前半38分;マイル・ジェディナク(PK)

<チームスタッツ>
(デンマーク)
ボール支配率:49%
シュート数 :10本(枠内;5)

(オーストラリア)
ボール支配率:51%
シュート数 :12本(枠内;4)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:サマーラアリーナ
観客数  :40,727人
天候   :晴れ
気温   :24℃
湿度   :32%

編集長の視点

 初戦に勝利し、勝てばグループリーグ突破の可能性が大きくなるデンマーク。
 初戦に敗れ、負ければグループリーグ敗退濃厚となるオーストラリアが対戦。

 オーストラリアの先発メンバーにJリーグ1部の浦和レッズに所属するアンドリュー・ナバウト選手が名を連ね、4-2-3-1のワントップでの起用となった。

 Jリーガーの活躍にも注目したい一戦は、前半7分にいきなり動く。
 ヨルゲンセンのポストプレーから、エリクセン選手が左足を振り抜いた豪快なシュートが決まり、デンマークが先制点を挙げた!

 前半36分、オーストラリアのコーナーキックの場面でペナルティエリア内でデンマークのポウルセン選手のハンドがあったとVARで判定されたため、オーストラリアがPKを獲得。
 このPKをジェディナク選手が決めて、オーストラリアが同点に追いついた!

 1対1と同点のまま前半を折り返し、後半に突入すると両チームとも勝ち越しゴールを狙いにいく場面が増える。一進一退の攻防が続くがスコアは動かず、試合が進んでいく。

 後半28分、オーストラリアにアクシデント。ナバウト選手が相手選手と接触し、着地をする際に右手を芝に付いたところで右肩を痛めしまい、プレー続行不可能になった。
 今年5月に右肩を脱臼して戦線を離脱していたが、この時の怪我が再発してしまったのだろうか?ナバウト選手の怪我の具合が気になる。

 後半43分、オーストラリアのアルザニ選手の突破から強烈なシュートを放つが、デンマークの守護神シュマイケル選手がパンチングでクリア。クリアボールを拾ったオーストラリアの選手が中にセンタリングを上げ、レッキー選手が左足ボレーでシュートするも力のないボールで難なくシュマイケル選手がセーブ。オーストラリアにとって絶好のチャンスの逃した。

 後半アディショナルタイムに、今大会で得点がよく生まれているセットプレーからデンマークがゴールに迫るも精度欠いてしまい、このまま引き分けに終わった。

 この結果、オーストラリアは自力でのグループステージ突破はなくなったが、デンマークの最終戦の結果次第では、オーストラリアも最終戦に勝利すればまだ可能性は残ることになる。

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