2018年7月26日、日本代表の次期監督に森保一氏が就任した。
1993年ドーハの悲劇を経験した選手が代表監督になって帰ってきた。奇しくも目指すはカタールW杯。これも何かの運命なのだろうか。
そして、トルシエ氏以来のオリンピック代表(U23)との兼任となった。兼任となったことで注目を集めるのは、8月18日~9月2日にインドネシアで開催されるアジア大会だろう。
23歳以下で行われる男子にとって、オリンピック代表候補、そして4年後のW杯に向けて若手にとってはアピールの場になる。
日本はグループDに入り、ベトナム、パキスタン、ネパールと対戦することになっている。アジア大会での森保監督の采配にも注目したい。
森保氏の代名詞はサンフレッチェ広島の監督時代で結果を出した「3-4-2-1」のフォーメーションだが、これはあくまでクラブでの戦い方だ。
代表チームではこれまで2002年の日韓大会以降、基本的に4バックで戦ってきているので、このまま4バックをベースに行くのではないかと私は考えている。
例えばブラジル代表には「4-4-2」が伝統として今もなお受け継がれている。
代表チームとしてのベースがしっかりしているところを日本代表に参考にしても良いように思える。特に守備に関しては決まりごとが多いので、守備のベースは大きく代えてほしくない。
クラブと代表は別のチームという観点から、このような結論に至った。
フル代表は、9月に行われるキリンチャレンジカップが新体制での初戦となる。招集メンバーを含めて楽しみなことが増えるだろう。
森保新監督のもとでどのようなサッカーを見せてくれるのか。
まずは2019年1月に行われるアジアカップでの2大会ぶりの優勝を至上命題に、日本代表の活動を追っていきたい。
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