11月19日(火)にパナソニックスタジアム吹田で行われるベネズエラ代表と対戦する日本代表メンバーが発表された。
◆招集メンバー
※選手名敬称略。
[GK]
川島永嗣(ストラスブール/フランス)
権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
中村航輔(柏レイソル)
[DF]
佐々木翔 (サンフレッチェ広島)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
室屋成 (FC東京)
植田直通 (セルクル・ブルージュ/ベルギー)
三浦弦太 (ガンバ大阪)
畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
進藤亮佑 (コンサドーレ札幌)
荒木隼人 (サンフレッチェ広島)
[MF]
山口蛍 (ヴィッセル神戸)
原口元気 (ハノーファー/ドイツ)
柴崎岳 (デポルティボ・ラ・コルーニャ/スペイン)
大島僚太 (川崎フロンターレ)
橋本拳人 (FC東京)
中島翔哉 (ポルト/ポルトガル)
浅野拓磨 (パルチザン/セルビア)
古橋亨梧 (ヴィッセル神戸)
井手口陽介(ガンバ大阪)
[FW]
永井謙佑 (FC東京)
鈴木武蔵 (北海道コンサドーレ札幌)
オナイウ阿道(大分トリニータ)
◆編集長の視点
ベネズエラ戦から新たに招集されるメンバーは下記の9選手だ。
【GK】
中村航輔(柏レイソル)
【DF】
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
三浦弦太 (ガンバ大阪)
進藤亮佑 (コンサドーレ札幌)
荒木隼人 (サンフレッチェ広島)
【MF】
大島僚太 (川崎フロンターレ)
古橋亨梧 (ヴィッセル神戸)
井手口陽介(ガンバ大阪)
【FW】
オナイウ阿道(大分トリニータ)
代表復帰組に初招集組とフレッシュな人選になった。
1試合しか親善試合がないので全員が出れるかはわからないが、途中からでも出番がありそうなのは、古橋選手とオナイウ選手だろう。
守備の選手に比べると攻撃の選手は初招集でも起用しやすいので、今の代表チームにどんな色を注入してくれるのか楽しみにしたい。
イニエスタ選手とプレーすることで大きく飛躍した古橋選手。プレースタイルの似ている鈴木武蔵選手との違いを出せば、今後もコンスタントに招集される可能性が高いオナイウ選手。
私は、この2人に注目したい。
4-2-3-1を基本フォーメーションとしている代表にとって、チームの心臓部になる「ボランチ」の重要性はこれまでも伝えてきた。
怪我や出場機会を失ったりと、なりなかなかコンディションが整わなかったが、このタイミングで満を持して大島選手と井手口選手の復帰。
同じリオ世代のメンバーがフル代表の常連になりつつある中、リオ五輪で中心メンバーとして一緒に戦ったメンバーと、どういったプレーを見せてくれるのだろうか。
大島選手、井手口選手が今の代表にフィットすれば、間違いなくボランチの構図は変わる。
不動の地位を築いている柴崎選手の立場も危ういかもしれない。
あとは手薄な左サイドバックだが、順当なら車屋選手だろう。
長友選手が長年に渡って不動の地位を築いているが、問題は長友選手を越える選手が出てきていないということ。
活きの良い若手が出てくれば良いのだが、アンダー世代は東京五輪に集中と決まったので、中堅の選手がリーグ戦からアピールするしかない。
12月にはE-1があるが、海外組はリーグ戦があるので招集せず国内組だけでの構成が予定されている。そこで左サイドバックの1番手に誰が起用されるのかにも注目したい。
これはあくまで私の憶測だが、ディフェンダーでは本職がセンターバックの選手が多く招集されているので、ベネズエラ戦とE-1では、3バック(3-4-2-1)が採用される可能性はあるかもしれない。