日本代表:Road to カタール(2)選手兼代表監督!?

 ロシアW杯後、日本代表引退を表明した本田圭佑選手。
 オーストラリアでの現役続行を発表し、さらに2020年東京オリンピックへのOA枠での出場を目指すことを目標にすると語った。

 オーバーエイジのことでも驚いたが、さらに驚きのニュースが飛び込んできた。なんとカンボジア代表監督に就任というのだ…。

 「現役選手が代表監督を務める」という前例のないことなので、比較分析も困難だ。1つ1つ気になることを整理していきたい。

日本国外の代表監督にいきなりなれるの?

 サッカー日本代表監督になるためには、JFA公認S級コーチ(S級ライセンス)が必要になる。
 これはあくまで日本人の場合と捉えておいた方が良いだろう。

 これまで日本代表監督を務めた外国人監督は、S級ライセンスを取得していたとは限らない。同等の資格を持っていたから代表監督に就任しただけかもしれない。
 ⇒証明は難しいのであくまでグレーゾーンとする。

 現役選手ということで、本田選手がS級ライセンスと同等の資格を持っているとは考えにくいので、フェリックス・アウグスティン・ゴンザレス・ダルマス氏が表面上の監督になるそうだ。
 ただし、実権を握るのが本田圭佑氏というのは間違いない。だからGMという言葉が使われていたのかな。

※GM(General Manager:ゼネラルマネージャー)
自身の配下にある組織に対して決定権を持つ役職である[wikipedia参照]

 1番の問題は、同じアジア地域ではあるがオーストラリアとカンボジアの物理的距離についてだ。

 普段はオーストラリアのメルボルンでプレーするということ。
 Aリーグの開幕戦は2018年10月20日となっているので、それまではシーズン開幕に向けてトレーニングしながら監督としての仕事に取り組むことになるだろう。

 ITが発達した現代では、世界各国どこにいても連絡は取れる時代になったのでミーティングは可能だが、現場を見ないと代表監督としての職務を全うしているとはいえない。
 本田氏の手腕に期待しながら、この極めて珍しい挑戦を見守っていきたい。

日本代表と戦うことはあるのか?

 日本代表は、ロシアW杯アジア2次予選でカンボジア代表と対戦している。
 2015年9月3日、日本のホームで行われた試合は3対0で勝利。2015年11月17日、カンボジアのホームで行われた試合も2対0で日本が勝利している。
 奇しくもこの2試合で本田選手はゴールを決めている。

 2019年1月に開催される予定のアジアカップは、カンボジアは予選敗退のため本選には出場しないので日本と対戦することはない。
 しかし、2022年カタールW杯のアジア予選では対戦の可能性は残されている。本田監督の率いるカンボジア代表が日本代表の前に立ちはだかることがあるかもしれない。

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