2018ロシアW杯レビュー(3)日本はベルギーに敗れて大会を去る

 2点をリードして、一瞬だけベスト8の夢が見れました。
 そこからの3失点で逆転負け。改めてベスト16の壁と日本サッカーの現実を見せられた気がしています。

 試合を振り勝った時、私の中で2018ロシアW杯決勝トーナメント1回戦のベルギー戦(2●3)をマイベストマッチに追加しました。これで2つ目になります。

 もう1つは、2013コンフェデレーションズカップ、グループリーグ第2戦のイタリア戦(3●4)です。どちらも接戦で負けた試合ですが、日本の底力を見た試合だったと思っています。

 ロシアW杯はこれから準々決勝に突入します。
 サッカーファンとしては楽しみが残っていますが、日本代表が敗退したことで1部抜け殻状態にあることは否めません。

抜け殻状態で感じた違和感

 「良い試合をありがとうございました」「感動しました」とW杯で敗退となってから目についた言葉です。正直違和感しかなかったです。

 何かスポーツ競技をされていた方は共感していただけると思いますが、自身の経験を思い出すと、試合に負けたあと、声をかけられて1番つらかった言葉は…

・良い試合だった。
・見てて感動したよ。

 という慰めの言葉です。
 負けた方としては余計惨めになります。これらの言葉は勝った時に聞きたかった言葉です。

散り際の美学は不要

 なぜ日本代表はこんなに劇的な形で散ってしまうのだろうか?
 試合に負けたあと、気持ちが少しずつ整理できたころにふと思ったことです。

 ドーハの悲劇から始まり、南アフリカ大会では決勝トーナメント1回戦、PK失敗で敗退。
 ブラジル大会でのコロンビアに惨敗。今回のベルギー戦は、2点差を追いつかれ後半アディショナルタイムに逆転されて敗退。

 ブラジル大会のコロンビア戦なんて、最後アディショナルタイムでとどめを刺されるゴールのシーンを何度見せられたことか。そしてベルギーもアディショナルタイムに決勝点…。
 ドーハの悲劇を入れると、大舞台でこれでもう3回目です。

 日本の伝統芸にはしたくないですが、サムライには「散り際の美学がある」とどこかで聞いたことがあります。

 サッカーは最後まで勝たないと称えられない。勝負の世界では勝つことが全てだと改めて感じました。美しく敗れて大会を去ったことを美談として残してはダメだと思う。

 2022年W杯はカタールで開催されます。日本がW杯に出場できるかはまだわかりません。
 自国開催を含めてこれまで6大会連続で出場しているのでW杯に出るのが普通になっていますが、日本がW杯に出るのは当たり前ではありません。

 現段階では、2022年W杯の試合会場にドーハのスタジアムも予定されているみたいです。ドーハの悲劇は1度で十分です。史上初のW杯ベスト8進出をドーハで実現してほしいと願うばかりです。

終わりではなく始まり

 代表選手にとっては、ロシアW杯での日本代表の挑戦が終わっただけであって、サッカー人生は続くわけです。

 Jリーグ1部は7月18日からリーグ戦が再開します。

 海外リーグも、ドイツ・ブンデスリーガは8月24日に新シーズン開幕。ドイツ2部は8月3日から開幕。合わせて国内カップ戦(DFBポカール)1回戦も行われます。

 イングランド・プレミアリーグは8月11日。フランス・リーグアンは8月10日。スペイン/ラ・リーガは8月19日からの予定となっています。と各国リーグ戦で新シーズンが始まります。

 次のW杯に向けての準備は既に始まっているのです。

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