【FIFA】W杯はグループリーグ初戦が大切!

【1998年フランス大会から2014年ブラジル大会までのデータ】

初戦に勝利すると、決勝トーナメント進出の確率は上がる

 現行の32チームで行われるようになった98年フランス大会以降、白星スタートを切った60チーム中、グループリーグを突破したのは51チーム。

☑初戦に勝利すれば、決勝トーナメント進出の確率は85%まで上がる。

☑初戦引き分け以上でも、73%と高い可能性は残る。

初戦に敗れると、決勝トーナメント進出の確率は下がる

 現行の32チームで行われるようになった98年フランス大会以降、初戦黒星スタートを切ったのは60チーム。グループリーグを突破したのは7チーム。

☑初戦を落とした場合、決勝トーナメント進出の確率はわずか11.6%となる。

 前回大会のブラジルW杯では、初戦黒星スタートとなっても、決勝トーナメント進出を決めたのは、ギリシャ、ウルグアイ、アルジェリア。の3チーム。

[グループリーグの成績] ギリシャ:  1勝1敗1分
ウルグアイ: 2勝1敗
アルジェリア:1勝1敗1分

[決勝トーナメント1回戦の成績] 〇コスタリカ 1-1 ギリシャ
     (PK.5-3)

〇コロンビア 2-0 ウルグアイ

〇ドイツ 2-1 アルジェリア
(延長)

※3チームとも決勝トーナメント1回戦敗退となっている。

 2014年ブラジル大会準々決勝は、グループリーグ1位通過チームのみによる準々決勝となった。グループ1位となったのは、ブラジル、コロンビア、フランス、ドイツ、オランダ、コスタリカ、アルゼンチン、ベルギーだが、この8チームは全てグループリーグ初戦に勝利している。

あとがき

 例外もある。

 2010年南アフリカ大会のスペインのように、グループリーグ初戦スイスに敗れて黒星スタート。そこから立て直し、ホンジュラス、チリに連勝してグループリーグを首位で突破。決勝トーナメントではポルトガル、パラグアイ、ドイツ、オランダを破って初優勝を果たしたことも記憶に新しい。

 サッカーは何が起こるかわからないところもまた魅力的なのだと思う。

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