2018ロシアW杯:ナイジェリア対アイスランド/マッチレポート(25)

[グループD/6月23日(土)00:00]

ナイジェリア 2-0 アイスランド

<ゴール>
(ナイジェリア)
後半 4分;アーメド・ムサ
後半30分;アーメド・ムサ

<チームスタッツ>
(ナイジェリア)
ボール支配率:47%
シュート数 :14本(枠内;3)

(アイスランド)
ボール支配率:53%
シュート数 :10本(枠内;2)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:ヴォルゴグラードアリーナ
観客数  :40,904人
天候   :晴れ
気温   :32℃
湿度   :19%

編集長の視点

 初戦クロアチアに敗れたナイジェリアと、初戦アルゼンチンと引き分けたアイスランドの一戦。
 アルゼンチンがクロアチアに敗れたため、この試合で勝ち点3を奪った方が、決勝トーナメント進出に前進する。

 前半、攻勢に出たのはアイスランド。
 セットプレーを中心にナイジェリアゴールに迫るも最後のところ精彩を欠き、得点にはつながらない。

 スコアレスで前半を折り返すと、前半シュート0本と全く良いところがなかったナイジェリアが個人技で活路を見出す。

 後半4分、右サイドからのセンタリングをムサ選手が右足を伸ばしてトラップ。
 そのまま右足を振り抜き豪快なシュートを決めてナイジェリアが先制した!身体能力の高さを活かした個人技でアイスランドの壁をブチ破った。

 先制したことで勢いに乗ったナイジェリアが攻勢に出る。
 後半30分、カウンターからムサ選手がドリブルで切り込んで、ゴールキーパーを交わしてこの試合2点目のとなるゴールを決めて追加点を奪った!

 アフリカ勢は先制した試合は勢いに乗って良いプレーが出るようになり、相手のFIFAランクが上でも屈することはない。いかに先制点を与えないかがカギになりそうだ。前半と後半では全く動きが違ったナイジェリア。先制点を決めたことで流れが完全にナイジェリアに傾いたようだ。

 またこの試合、32度の気温もナイジェリアに優位に働いたのか?
 アイスランドの運動量が落ちたように見えたのも、不慣れな気候の影響があったのかもしれない。

 ナイジェリアが勝利し、勝ち点3を積み上げる。
 アイスランドとアルゼンチンが勝ち点1で並ぶ状況だが、3チームともにまだ決勝トーナメント進出の可能性は残っている。グループDの混戦を抜け出すのはどの国になるだろうか。

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