日本代表:2018ロシアW杯特集(35)パラグアイ戦を控えて。スイス戦からの修正は?

 2018年、マリ、ウクライナ、ガーナ、スイスと親善試合を行い、ここまで1分3敗と結果が出ていない日本代表だが、W杯初戦まであと1週間しかない。

 本大会前最後の親善試合となるパラグアイ戦。南米チームを相手に内容のある試合をして、コロンビア戦に向けて弾みをつけてほしい。

日本代表にとって最適なフォーメーションは?

ガーナ戦:3-4-2-1
スイス戦:4-2-3-1

 3バック、4バックと試したがどちらも機能したとはいえないが、これまで継続的に採用されていた4バックの布陣で行くべきだと考えている。
 ディフェンスラインを選手の組み合わせも含めてコロコロ変えると守備が安定しない。まずは守備ありきで構成を考えるべきだ。

 スイス戦に関しては前線からプレスに行くときは4-4-2の陣形になっていたように、試合中にフォーメーションを変えることはよくある。それならば攻め込まれた場合、守備の時間が増えた時はボランチ1枚をディフェンスラインに吸収して、5バックにするのもよい。

 「3バックを試したけど失敗しました」と反省だけして終わるのではなく、ガーナ戦の失敗を踏まえて試行錯誤した結果、5バックにトライしましたとなれば、親善試合が有意義なものになったといえる。

 また新体制になり2試合とも無得点に終わっているが、日本代表の決定力不足は今に始まったことではないので、一朝一夕に解決する問題ではない。
 海外リーグで年間2桁ゴールを決める選手は出てきているが、ワールドクラスのセンターフォワードはいない。その点を考えると、守備的に挑むことでしか格上と対戦するW杯で日本が勝ち抜いていくことは難しい。

本田選手の起用法について

 スイス戦は4-2-3-1のトップ下で起用されたが全く機能していなかった。
 特に本田選手がペナルティエリア内に入って攻撃参加出来なかったのは、守備意識が強すぎた副作用みたいなもの。ボールを下がって受けることだけでなく、パチューカで見せたウラへ抜け出しながらゴールに向かうプレーがみたい。

 私が希望するのは、本田選手のFW起用だ。
 ここまで無得点が続いているので2トップのオプションも用意しておきたい。代表ではしばらくゴールを決めていないが、本田選手の決定力に関しては疑う余地はない。ケチャップドバドバをW杯で見せてほしい。

 先発出場なら4-2-3-1の右MF。真ん中で起点を作るのは強豪国相手だと厳しい。だが、サイドの高い位置で起点を作り精度の高いボールを供給するのは戦術としてはアリだと考えている。

あとがき

 スイス戦からどのように修正してくるか気になるが、ポイントは大きくわけてこの2つだと考える。

☑攻撃でのアイデア
☑守備での決まり事

 スイス戦では攻撃の部分で途中の崩しでも可能性がなかった。2点目の失点シーンは守備での連携が取れていなかったから、失点が生まれてしまった。

 パラグアイ戦ではどのような守備から攻撃に繋げるかを中心に注目したい。

「変幻自在の布陣で相手を翻弄し、一瞬のスキをついてゴールを決める」

 今の日本代表がW杯でグループリーグを突破するためには、弱者の戦略しか残されていない。

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