モロッコ 0-1 イラン
<ゴール>
(イラン)
後半45+5;オウンゴール
<チームスタッツ>
(モロッコ)
ボール支配率:63%
シュート数 :13本(枠内;4)
(イラン)
ボール支配率:37%
シュート数 : 7本(枠内;2)
<スタジアム/現地情報>
スタジアム:サンクトペテルブルクスタジアム
観客数 :62,548人
天候 :晴れ時々曇り
気温 :25℃
湿度 :37%
編集長の視点
イラン代表の注目は、アリレザ・ジャハンバフシュ選手。オランダ1部リーグのAZに所属し、2017-18シーズンには33試合に出場し、21ゴールを決めて得点王に輝いた。
一方、モロッコ代表の注目は、ユーネス・ベルハンダ選手。トルコ1部リーグのガラタサライに所属し、2017-18シーズンはリーグ優勝に貢献。28試合に出場し2ゴールの活躍だった。日本代表の長友佑都選手とはチームメイト。
両チームとも4-1-4-1のフォーメーションでスタート。
守備的なチームというこで、球際での激しい攻防やゴール前での混戦を体を張って凌ぐプレーの連続が印象的だった。
まさしく「デュエル」の名に相応しいサッカーで、スペイン、ポルトガルといえど簡単に勝ち点3を計算するのは難しいかもしれない。今後のグループBの行方も気になってきた。
試合は一進一退の攻防は続き、スコアレスドローの引き分けに終わると思われたが、後半アディショナルタイムにセットプレーからモロッコのオウンゴールで、イランが勝利。イランにとって実に20年ぶりのワールドカップ勝利となった。
先日のサウジアラビアの大敗もあり、ブラジルW杯でのアジア勢、0勝9敗3分の苦い思い出もよみがえったが、ロシアW杯アジア勢の初勝利でもある。
ポルトガル、スペインのいるグループに入り、2強2弱と当初は揶揄されていたが、イランが勝ち点3を取ったことで、次節のスペイン戦で勝ち点1以上取れば、グループBが混戦になるだろう。
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