ポーランド 1-2 セネガル
<ゴール>
(ポーランド)
後半41分;グジェゴシュ・クリホピアク
(セネガル)
前半37分;オウンゴール
後半15分;エムバイエ・ニアン
<チームスタッツ>
(ポーランド)
ボール支配率:59%
シュート数 :10本(枠内;5)
(セネガル)
ボール支配率:41%
シュート数 : 8本(枠内;1)
<スタジアム/現地情報>
スタジアム:スパルタクモスクワ
観客数 :44,190人
天候 :曇り
気温 :27℃
湿度 :40%
編集長の視点
日本と2戦目に対戦するセネガル。ポーランド相手にどういう試合をするのかが非常に気になる。
セネガルの注目選手はイングランド1部、リバプールに所属するサディオ・マネ選手だろう。驚異的なスピードを武器にしているので、日本としても警戒を強めなければならない。
2014-16シーズンではサウサンプトンに所属し、吉田選手と同僚だった。
ポーランドの注目選手は、やはりレバンドフスキ選手だろう。
ドイツ1部のバイエルン・ミュンヘンに所属し、2017-18シーズンにはリーグ戦30試合に出場し29得点。またドルトムントに2010-2014シーズン中に在籍し、香川選手とは2010-12シーズンまでチームメイトだった。
ドルトムントといえ、ばピシュチェク選手も香川選手と同僚。右サイドの君臨するベテランのプレーにも注目している。
試合は、ポーランドがボールを保持して試合を進めていく。
2018年に行われた親善試合で、セネガルは自陣の右サイドから崩されるパターンが多かったのでポーランドもそこから崩しにいったが、この試合ではセネガルが組織としての守備が機能していて簡単には崩れなかった。
ポーランドが攻めあぐねている中、先制したのはセネガルだった。
前半37分、カウンターからつないで最後はゲイエ選手のミドルシュートが、シオネク選手に当たってコースが変わりゴールに吸い込まれた。
セネガルはポーランドのサイドチェンジのボールをセネガルが狙っていたようにも思えた。そこからスピードに乗ってカウンターを仕掛けられると脅威に感じた。
後半15分、ポーランドのバックパスに対してニアン選手が、飛び出してきたGKシュチェスニー選手より一瞬先にボールを触り無人のゴールに蹴り込んだ。
ポーランドは選手交代で流れを変えて得点を奪いにいくもゴールを奪うことができない。
2点ビハインドの後半41分にクリホビアク選手のゴールで1点差に迫るも反撃もここまで。エースのレバンドフスキ選手も不発に終わり、4大会ぶりの出場となったセネガルが初戦に勝利した。
セネガルはアフリカチームとしては組織力が高く感じた。カウンターから縦への突破はスピードがあるから警戒が必要だ。
スタッツを見る限り、ポーランドが優勢に試合を進めていったように思えるが、球際のスピードなど一瞬の光るプレーがセネガルにはあった。
3大会ぶりの出場となるポーランドだったが、2002年、2006年に出場したW杯でポーランドはアフリカ勢との対戦のないグループに入っていた。
W杯でアフリカ勢と対戦したのは1986年メキシコ大会のモロッコ戦以来だ。この時はスコアレスドローに終わっている。本大会でアフリカ勢と対戦していなかったことが悪い方に出てしまったかもしれない。
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