2018ロシアW杯:フランス対ペルー/マッチレポート(22)

[グループC/6月22日(金)00:00]

フランス 1-0 ペルー

<ゴール>
(フランス)
前半34分;キリアン・エムバペ

<チームスタッツ>
(フランス)
ボール支配率:42%
シュート数 :13本(枠内;4)

(ペルー)
ボール支配率:58%
シュート数 :10本(枠内;2)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:エカテリンブルクアリーナ
観客数  :32,789人
天候   :曇り
気温   :12℃
湿度   :79%

編集長の視点

 初戦に勝利し、デンマーク対オーストラリアが引きわけたため、勝てば決勝トーナメント進出が決まるフランス。
 初戦に敗れ、負ければ敗退が決定するペルーの一戦。

 個人的にフランスのフォーメーションはオーストラリア戦よりペルー戦の方が好みです。
 4-2-3-1でワントップにジルー選手、トップ下にグリーズマン選手、ダブルボランチにポグバ選手とカンテ選手。エムバペ選手のスピードも魅力ですが、センターラインがしっかりしたフランスは強い。

 フランス優位と思ってみていたが、ペルーに決定的な場面が訪れる。
 前半31分、左サイドからの折り返しをゲレーロ選手がキーパーの股の下をねらうシュートを放つも、GKのロリス選手が上手く反応して足でブロックした。

 一方フランスも前半33分、ポクバ選手の浮き球スルーパスに抜け出したエムバペ選手が、ヒールで狙うもボールにミートせずGKにキャッチされてしまう。

 それでも前半34分、ポクバ選手のスルーパスに抜け出したジルー選手がシュートを放つも、ペルーのディフェンダーにブロックされてしまうが、こぼれ球に詰めたエムバペ選手が右足で押し込んで、フランスが先制した!

 ペルーは後半開始から選手を2人替えてきた、まずは同点に追いついて流れを変えたいところ。
 後半5分、アキーノ選手がロングシュートを放つが、これは惜しくもポストに弾かれてしまう。

 その後もペナルティエリア外から積極的にシュートは打っていくが、ことごとく枠を外れてしまう。
 フランスが引いて守っていたため、バイタルエリアからペナルティエリアに侵入できず、攻めているペルーが手詰まりになったようにも感じた。

 フランスはリードしているから無理をして攻めないのか、ペルーの猛攻に耐えるだけなのか真意はわからないが、やや消極的な印象を持った。
 後半30分にエムバペ選手、後半35分にグリーズマン選手を交代させたということは、次に向けてこのままリードを保って逃げ切るプランだったのかな。

 後半41分、ペルーが絶好の位置でフリーキックを獲得。キッカーはエースのゲレーロ選手。
 直接狙ったボールは壁を超えるもボールに力はなく、GKのロリス選手に難なくキャッチされた。

 このままスコアは動かず、1対0でフランスが勝利した。
 フランスが2連勝で決勝トーナメント進出が決定。ペルーは2連敗でグループリーグ敗退が決まった。

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