ナイジェリア 1-2 アルゼンチン
<ゴール>
(ナイジェリア)
後半 6分;ビクター・モーゼス(PK)
(アルゼンチン)
前半14分;リオネル・メッシ
後半41分;マルコス・ロホ
<チームスタッツ>
(ナイジェリア)
ボール支配率:36%
シュート数 : 9本(枠内;3)
(アルゼンチン)
ボール支配率:64%
シュート数 : 8本(枠内;4)
<スタジアム/現地情報>
スタジアム:サンクトペテルブルクスタジアム
観客数 :64,468人
天候 :晴れ
気温 :22℃
湿度 :45%
編集長の視点
勝てば文句なしで決勝トーナメント進出が決まるナイジェリアと、勝って他会場(アイスランド対クロアチア)の結果次第となる優勝候補のアルゼンチンの一戦。
前半14分、後方からのロングフィードにメッシ選手が抜け出し右足で先制ゴール決めた!
「戦術メッシ」といっても、メッシ選手が中盤まで下がってボールを受けにくると怖くない。
またメッシが選手がボールを持った時、なぜか味方のフォローがないから、ディフェンダーにとっては守りやすい。
ただ、先制点のシーンはメッシ選手が高い位置にいることで生まれたゴールだった。
バルセロナでも見せていたプレーを代表でも出来ていたら、ここまで苦戦していなかったのではないだろうか。
ナイジェリアは前半あまり良いところが無かったように思う。このまま敗れればグループステージで敗退となる。
後半開始から1人メンバーを代えてきたが、ナイジェリアは立て直すことができるのだろうか。
後半3分、コーナーキックからマスチェラーノ選手がペナルティエリア内でファールを取られ、ナイジェリアがPKを獲得する。
このPKをモーゼス選手が成功させ、ナイジェリアが同点に追いついた!
同点に追いついたことでナイジェリアの勢いが増してきた。アフリカチームがリズムに乗るほど怖いものはない。
しかし、勢いのあるうちに追加点を奪えなかったことが大きく影響する。
後半41分、右サイドからメルカド選手がセンタリングを上げると、ロホ選手が右足で合わせてゴールを決めた!アルゼンチンが勝ち越しに成功し、これが決勝点となった。
死闘の末、敗れたナイジェリアは3位でグループリーグ敗退。
大逆転でグループ2位で決勝トーナメント進出を決めたアルゼンチンだが、優勝候補とは思えない低調な試合内容だったと思う。
戦術メッシにおける不安要素は守備の部分だが、アルゼンチンはグループリーグでは最後まで守備を立て直すことができなかった。
攻撃は「戦術メッシ」だが、守備は「マスチェラーノ任せ」だった。
決勝トーナメント1回戦ではフランスと対戦することが決まった。この試合はいろいろな意味で注目の一戦になる。
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