2018ロシアW杯:イングランド対ベルギー/マッチレポート(47)

[グループG/6月29日(金)03:00]

イングランド 0-1 ベルギー

<ゴール>
(ベルギー)
後半 6分;アドナン・ヤヌザイ

<チームスタッツ>
(イングランド)
ボール支配率:49%
シュート数 :13本(枠内;0)

(ベルギー)
ボール支配率:51%
シュート数 :12本(枠内;3)

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:カリーニングラードスタジアム
観客数  :33,973人
天候   :晴れ
気温   :21℃
湿度   :61%

編集長の視点

 既に2連勝で決勝トーナメント進出を決めている、イングランドとベルギーの一戦。この試合は両チームともスタメンをこれまでの2試合から大きく代えてきた。

 ここまで出番が少なかった選手が中心のメンバーもあり、積極的に仕掛ける場面が多く見られた。控え選手と表現するのは失礼なくらい両チームともタレントが揃っている。全体的に見ても、チームとしてレギュラーメンバーと遜色ないプレーに見えた。

 前半は両チームとも得点を奪えずスコアレスで折り返した。

 後半6分、試合が動く。
 ペナルティエリア内に侵入したヤヌザイ選手が左足を振り抜くと、ゴールネットに吸い込まれベルギーが先制した!

 ベルギーが先制したことで試合が大きく動き出す。特に球際の攻防が激しくなってきた。そして攻守の切り替えが早い。縦パスを入れてスイッチが入ったら縦に速い攻撃が来る。

 後半21分、イングランドのラッシュフォード選手がGKクルトワ選手と1対1となるも、シュートは枠を外してしまう。
 クルトワ選手の指先がわずかに触れていたので決定機を防がれてしまったが、この試合イングランドの枠内シュートは0。
 エースのケイン選手が欠場したとはいえ、控え攻撃陣のアピールにはならなかった。

 ベルギーは負傷していたコンパニ選手が後半29分から交代出場した。
 ディフェンスの要が復帰したことでベルギーがより一層チームとして強くなるかもしれない。

 試合はベルギーが勝利した。
 この結果、グループGは「ベルギーが1位、イングランドが2位」で通過。

 決勝トーナメント1回戦で、ベルギーは日本と、イングランドはコロンビアと対戦することになった。

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