日本代表:Road to カタール(9)代表チームの分岐点

 先日の週末にリーグ戦が再開された。
 いつもの日常に戻ったが、私の中ではまだ代表戦の余韻が残っている。

 これまでの3試合(コスタリカ、パナマ、ウルグアイ)を観ていて代表チームの目指す形が、少しだけ見えてきた気がしている。

・攻守の切り替えが早い
・両サイドが高い位置からどんどん仕掛ける
・ディフェンスラインはコンパクトに
・フィジカル勝負には持ち込まない
・若手の勢いとベテランの経験

 代表のチームコンセプトがはっきりと示されているのであれば、選手の入れ替えがあったとしても、日本代表としての確固たる戦い方が作れそうだと感じている。

フォーメーションについて

 日本代表(フル代表)は4-2-3-1または4-4-2ということだろう。
 3バックは現状考えられない。3-4-2-1はしばらく封印という形で良い。

 ロシアW杯前にガーナ戦で3-4-2-1を試したが機能しなかった。
 長谷部誠選手がリベロに入ることが前提条件という仮説は立てられるが、立証することは難しい。

 実際格上の相手となるときは、4バック+ボランチが1枚下がって5バック気味になることはある。
 ハリルホジッチ監督の時に採用していた4-3-3では、攻められている時間帯はアンカーが下がって5バックを形成する時もあった。

 守備の時はブロックを作って守るように決まりごとがあるように思う。
 先日のウルグアイ戦でも攻撃時は4-2-3-1で、守備時は4-4-2と組織化されていたように思う。
 仮に今後3バックを成熟させたとしてもウルグアイを相手に失点が2で収まる保証はない。

 FOOTBALL NOTEでは、日本代表は「4-2-3-1」をこのまま成熟させるべきだ。と提唱したい。

ウルグアイ戦が良くも悪くも分岐点

 攻撃陣が良かっただけ?それともまだ先があるのか…。

 ウルグアイ戦で特に目立ったのは、2列目の左から中島翔哉選手、南野拓実選手、堂安律選手。3選手ともまだ若い。だから今後の成長に否応なしに期待してしまう。

 中島選手はポルトガル、南野選手はオーストリア、堂安選手はオランダと海外クラブで経験を積んでいる。
 今後4大リーグやビッククラブに移籍する可能性もあるが、そこでレギュラーになれば、ウルグアイ戦より間違いなくプレーの質は高くなる。

 視点を少しズラすと、大迫選手、長友選手、酒井選手が2列目の3選手を生き生きとプレーさせることができたからの結果ともいえる。
 個ではなくチームとして攻撃が良かったから、連携面で成熟すればもっと良くなるのは間違いないと期待だけが膨らんでいく。

 また2列目の選手の守備への意識も注目したい。
 中島選手、堂安選手が上がってできたウラのスペースを消していたのは、長友選手と酒井選手だったし、南野選手が守備に戻るより早く最前線にいた大迫選手が守備に回っていた場面もあった。

 ベテランがプレーで見せたことを若手が今後どのようにピッチの上で体現してくれるのか、11月に行われるベネズエラ戦(16日)、キルギス戦(20日)で確認したい。

 それだけ、ウルグアイ戦の勝利という結果、プレーの内容は今後の日本代表を語る上で大きな基準を作ったといって過言ではない。

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