サッカーU-24日本代表/Road to 東京(10)国際親善試合/U-24アルゼンチン代表

本大会でも初戦を負けて2戦目を迎える可能性はある。
その場合、日本代表には必ず勝利が求められることになる。国際試合で同じ相手との連戦はほとんどないが、格上のアルゼンチンと2連戦できる経験は大きい。

本大会と同じ中2日での試合。本番に向けたシミュレーションの中で行われたU-24アルゼンチン代表との2戦目を迎える。

先日の試合からスタメンを9人入替

この試合で印象に残った選手

2試合を通しての総括

この3つのポイントを中心に試合をを振り返る。

【編集長の考察】

先日の試合からスタメンを9人入替

スタメンを初戦から、久保建英選手、板倉滉選手を除く9人入れ替えてきた日本代表。
フォーメーションは初戦と同じ4-2-3-1を採用したことで、今後も4バックで行くだろういうU24代表の方向性は見えた。

初戦よりも準備期間が増えたことで選手間のコミュニケーションが良くなった場面もあったので、2戦目に出た選手が初戦に出た選手より優れていたというわけでもない。

それでも球際で戦えていたのは、2戦目に出場した選手の方が多かった印象を受けた。上手い選手よりも闘える選手の方が見えている方は期待してしまう。

この試合で印象に残った選手

瀬古選手が最終ラインからウラへのロングボールで林選手が抜け出し先制ゴールにつながった。

これまではサイドを起点にドリブルからシュートの流れが攻撃では多く見られたが、相手が前がかりになった場面で最も効果的な攻撃ができた事で、林選手と瀬古選手は次につながるプレーになった。

試合全体を通じて1番印象に残ったのは、田中碧選手。
初戦はレッドカードによる出場停止だったが、出場可能となった2戦目ではボランチでプレーし、効果的にボールを供給しながら日本のリズムを作っていた。

2試合を通しての総括

試合ごとに見れば敗れた1試合目よりも3対0で完勝した2試合目に注目が集まるのは仕方ない。日本の修正力の高さは素直に称賛したいが、勝負強さという面では不安が残った。

初戦を引き分けていたなら評価は違っていたかもしれないが、キープレーヤーの抑え方や球際の激しさなどは、1度やられていたから引き締めることが出来たわけで、出来るなら最初からやらないといけない。

先制してリードした状態からなら、格上相手でも主導権を握った試合が出来るが、リードされた状況で2試合目のような試合を作れるかはわからない。

試合ごとの修正力も必要だが、試合中またはハーフタイムで臨機応変に対応できるようになれば、チームとしての力はもっと上積みされるはずだ。

あとがき

この2試合を通じて、本大会のメンバーに選ばれることがほぼ当確となったのは、久保建英選手と板倉滉選手の2選手だろう。

久保選手は2列目の攻撃的なポジションなら、トップ下、両サイドどちらでも起用できるし、板倉選手もセンターバックにボランチと守備には欠かせない。

特に2試合目の後半23分と27分、久保選手のコーナーキックから板倉選手が頭で合わせて2点を奪ったところも、メンバー入り当確を後押しする結果になっただろう。

マッチレビュー

U-24日本代表 3-0 U-24アルゼンチン代表

【得点者:日本代表】
前半45分;林大地
後半23分;板倉滉
後半27分;板倉滉

日本代表スターティングイレブン

【フォーメーション:4-2-3-1】

()内は交代出場した選手
===================

        林大地
       (田川亨介)
       (渡辺皓太)

 相馬勇紀  久保建英  食野亮太郎
(三苫薫)  (三好康児) (旗手怜央)

     板倉滉   田中碧

古賀太陽 町田浩樹 瀬古歩夢 原輝綺
(中野伸哉)
        谷晃生

===================

【日本代表スタッツ】

ボール支配率 :47%
シュート数  : 7本
枠内シュート : 3本
パス成功率  :72%(404本)
オフサイド  : 1回
フリーキック :18本
コーナーキック: 2本

【スタジアム/現地情報】

スタジアム:北九州スタジアム
観客数  :7,302人
天候   :晴れ
気温   :17.6℃
湿度   :74%

招集メンバー

※選手名敬称略。

[GK]

1.大迫敬介(サンフレッチェ広島)
12.沖悠哉 (鹿島アントラーズ)
23.谷晃生 (湘南ベルマーレ)

[DF]

4.板倉滉 (フローニンゲン/オランダ)
5.渡辺剛 (FC東京)
15.町田浩樹(鹿島アントラーズ)
19.原輝綺 (清水エスパルス)
20.古賀太陽(柏レイソル)
22.瀬古歩夢(セレッソ大阪)
6.菅原由勢(AZ/オランダ)
21.中野伸哉(サガン鳥栖)

[MF]

3.中山雄太(ズウォレ/オランダ)
14.相馬勇紀(名古屋グランパス)
10.三好康児(アントワープ/ベルギー)
7.三笘薫 (川崎フロンターレ)
18.旗手怜央(川崎フロンターレ)
17.田中碧 (川崎フロンターレ)
16.渡辺皓太(横浜F・マリノス)
11.久保建英(ヘタフェ/スペイン)

[FW]

8.林大地  (サガン鳥栖)
9.食野亮太郎(リオ・アヴェ/ポルトガル)
13.田川亨介 (FC東京)

【辞退】

堂安律(ビーレフェルト/ドイツ)※体調不良

【途中離脱】

田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)※怪我

ABOUTこの記事をかいた人

FOOTBALL NOTE編集長。1983年6月13日生まれ。岡山県出身。フットボールをテーマにした読者の知的好奇心を刺激するコンテンツ作りに着手し「FOOTBALL NOTE」を立ち上げる。コンセプトは「世界のフットボール情報がここにある」※お問い合わせはコチラからどうぞ